【連載】~結婚式の準備ナビvol.5~ 式場が決まったらまずなにからするの?
結婚式の準備を、パートナーと楽しく順調に進めてほしい。そのための手順やポイントをシリーズでお届けしています。
前回は、式場決定のカギとなる見積書の読み方をご紹介しました。今回はドレス選びについてお送りします。
なにはともあれ衣装を決めよう
式場が決まった皆さん、おめでとうございます! 式場にもよりますが、担当のウェディングプランナーが決まり具体的な準備に入るのは、挙式日の約半年まえです。「じゃあそれまではなにもしなくていいの?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。ドレスを選んでください!
おそらく式場で契約書類を交わし、これからのスケジュールなどを説明されるさいに、「とにかくまずはドレスを決めてください」と言われるはずです。なぜかというと、花嫁のドレス(または着物)が決まらないことには、あわせるブーケやヘアメイクなどそのほかに決めていくことが進まないのです。お色直しをする場合は、洋装→洋装・和装→洋装・洋装→和装・和装→和装などパターンによって必要な時間が変わるので、当日のタイムライン作りにも影響します。そのため、花嫁の衣装がはやいうちに決まっていることはとても重要なのです。
ちなみに……花婿の衣装はたいてい花嫁の衣装が決まったあとで、花嫁の衣装との相性を考えながら選びます。いまのところ、逆パターンはきいたことがないです。
買う? それともレンタルする?
いまはレンタルが主流ですが、「買う」派も増えています。たとえば挙式は海外で、披露宴は国内でという人は2回ドレスを着るので、レンタルするより買ったほうがお得な場合もあります。もしくは、理想通りのものをオーダーで作ってお色直しをせずに1着で通す花嫁も最近多いです(ちなみに筆者はこのパターンで、ブーケとヘアメイクのみ変えました)。また、式場によっては「式場内のドレスサロンの衣装以外不可」「持ち込む場合はレンタル品でなく購入したもののみ」「持ち込み可だが持ち込み料金がかかる」など規定がある場合も多いです。契約まえに確認しているとは思いますが、再度詳細を確認してみてくださいね。
ドレスショップを予約しよう
ホテルの衣装室、式場の提携ドレスショップに予約を入れましょう。土日はやはり混雑するので、早めの予約がおススメです。何軒くらいまわるかはかなり個人差があり、20軒は行ったという人もいれば、ホテルの衣装室でマネキンが着ていた新作が気に入って入室3秒(!)で決めた人も。ショップによって、ドレスのデザインもスタッフの雰囲気もずいぶん違いますので、パンフレットを見て、合いそうなところを探してみてください。よくわからなければ、まずは品ぞろえのよい所に2軒ほど行ってみて、何着か試着してみた結果で、自分の好みに合わせてほかのショップを予約してみるのもいいかもしれません。ちなみに筆者は、式場から提携サロン一覧(20軒は載っていました)を見せられ、「あの、私そんなシルクじゃないといや! とかイタリア産じゃないといや! とか強いこだわりはないので、代表的なラインのものがバランスよくそろっているお店はどこですか?」ときいて、ピックアップしていただいたお店を3軒予約しました。こんなことを言っておいて、最終的にオーダードレスにしたのですが……。
以上、衣装選びの第一歩についてお届けしました。次回は、具体的なドレスのデザインや、試着に行くさいのポイントなどをご紹介します。
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