2歳前後の言葉の成長……ママの悩みと発語のサポートとは?

2014.11.20

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2歳前後になると話す言葉や口に出す単語がグッと増えて、お子さんとの会話も楽しくなってくる時期です。しかし、同年代の子と会うと気になってしまうのが他人の子の成長。我が子と比べて「うちの子、成長が遅い?」と心配になるママも多いのではないでしょうか? 子どもの言葉の成長についてどうしたらいいのか悩むことはたくさんありますが、それを他人と比べて不安がることは決してありません。
本日は2歳前後のお子さんの言葉の成長をさらに手助けしてあげる方法をお伝えいたします。


言葉が出るまでの準備とは?

言葉がでてくるまでには準備が必要です。お子さんはこれらの6つの準備はできているでしょうか?

1…音がきちんと聞こえているか
2…大人の言うことが理解しているか
3…一緒に遊ぶのが好きか
4…自ら声を出すか
5…身振りや声真似をするか

何か一つでもまだできていないかも……と思うようでしたら、全てができるようになるまでもう少し温かく成長を見守ることが大切。また、全てできているようなら発語はもう目の前まできています!

子どもの発語をサポートしよう!

お子さんが発する言葉を上手くママが理解できなかったとしても「ん? なぁに?」「分からないな?」ではなく、「そうなの~」「そうだね!」などとお子さんのよい聞き手になって、共感や会話に乗ってあげることが一番の発語を促す秘訣。また、普段から声だけでなく身振りで伝えることを心掛ければ、お子さんも身振りで伝えようとしてくれ、より会話が理解できるようになってきます。
また、どんどんと言葉が増え、二語文を話すようになる子もいれば、次の状態までお休み状態になる子もいます。表面的には発語が少なくてもお子さん自身の中では理解が進んでいるので、うちの子は……と心配や不安にならなくて大丈夫。例えば子どもが「ワンワン」と言ったら「ワンワン、いるね」と応えるなどお子さんの言葉に少しだけ言葉を促すようにしてあげるだけで、だんだんと文章の構造を理解してくるようになるので、お子さんが言う言葉に対しどんどん応えてあげてみてください。

NGワードも増えてくる!?

発音が安定しない場合

2歳前後は、口や舌の構造が未熟です。例えばコップのことを「ポック!」と言ってきたら、お子さんなりにコップと発音しているつもりなので頭ごなしに「ポックじゃないよ、それはコップだよ!」などとその言葉を否定すると伝えたい気持ちが失われてしまいます。そうではなく「そうだね! これはコップだね!」とさりげなく正しい言葉に直して伝えてあげることが大切。

使ってほしくない言葉を言う

「バカ」「うんち」など汚い言葉は覚えて面白がって繰り返し言いがちに。大人の反応が面白くて何度も繰り返し言う場合もあります。今は言葉を覚えようとたくさん理解している最中なので、無理に過敏に反応せず、聞き流すのも一つの手。しかしそろそろ社会性が出てくる時期なので、外で言うことがあれば「外ではやめようね」と注意を。人を傷つける言葉は「それは言ってほしくないな、悲しいな」などと悲しい表情で伝えましょう。

いかがでしたか? 子どもには子どものペースがあり、それを他人と比べるのではなくその発育を促すようにサポートしてあげることがママのやるべきこと! ママが焦らずにゆっくりと言葉のフォローをしてあげ、お子さんが「言葉って楽しい」と思うことが成長へ結びつくのではないでしょうか。

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2014.11.20

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記事を書いたのはこの人

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Written by 美泉菜月

【夫婦アドバイザー/美脚家】フランスパリに美容を学びに留学後、美容業界で活躍。その後、夫婦アドバイザーとして恋愛/婚活/夫婦問題のカウンセリング・講座を行っております。大和撫子のような妻を目指して14年、大好きなことは先にも後にも美容です。 Amebaオフィシャルブログ:http://ameblo.jp/kurumi401/