魔の2歳児、思春期…子どもの反抗期で親が学ぶべきこと

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宮野茉莉子

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2013.11.14.Thu

魔の2歳児といわれる第一反抗期に、思春期の第二反抗期。いざ親になってみると、反抗期への対応にはヘトヘトですよね……。「嫌、自分でやる!」の連発に、深い溜息が出たり怒ることもしばしば。
親側として知っておきたいのは、イライラ対応するだけでなく、反抗期に学ぶべきことがあるということ。反抗期は成長過程の一つですから、それなりに意味もあります。子ども側から、反抗期の意味を見てみましょう。

「体の自立」と「心の自立」

反抗期が起こるタイミングと言えば、「自分のことが自分でできるようになる」2~3歳と、「性差が出始める」中学生頃。そう、体的にも大きな成長を迎える時に反抗期は起こるのです。「体の自立」を迎えると同時に、「心の自立」が表れるのが反抗期なんですね。
第一次反抗期では「自分の思う通りにしたい」、第二次反抗期では「自分の考えで生きたい、自分の世界を持ちたい」と思うもの。親自身も、身に覚えがありますよね。

子どもの自立を阻害していませんか?

心の自立に対して、親が「親の言うことを聞きなさい!」と怒ったらどうなるでしょうか。子どもの気持ちになって考えてみましょう。傷付くか、いじけるか、さらに反抗するか……欲求不満を抱えるのは明らかですよね。
特に第一次反抗期の場合、「今忙しいから」などの理由は理解できません。さらに子ども側は、まだ自分に自信がありません。初めて自分の希望を主張する。そこで親に「ダメダメダメ!」と否定されれば、自立への自信も無くしてしまいます。

子どもには子どもの意志や生活がある

また反抗期は、「子どもにも子どもの意志がある」サインともいえます。
親としては、親子は別の生き物と分かっていても、子どもを自分の思い通りにしたくなるもの。「人見知りしない子にしたい」、「サッカーをやらせたい」、「いい学校に行かせたい」と期待するだけでなく、時に押し付けてしまうことも多々あります。だから「何で言うことを聞かないの!」という言葉が出てくるのですね。
残念ながら私たち親は、「子どもために良かれ」と信じ込んで自分の支配に気付きません。それに対し子どもが、「子どもには子どもの意志や生活がある」と主張してくれているのです。

子どもが自分の人生を歩めるようサポートを

親が本当にすべきなのは、子どもが自分の人生を生きられるようにサポートしてあげることでしょう。「自分の好きなものを選ぶ」、「自分でやりたいことを決める」、「周囲と足並みを揃える」、「挫折しても自分で考えて立ち上がる」ように、成長段階にあわせてサポートすることです。

とはいえ、筆者にも3歳になる子がいますが、忙しいとつい忘れがちです。子どもの自立を促せるよう、生活習慣も改めて、子どもを急かしたり怒ることが減るようにしていきたいですね。

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記事を書いたのはこの人

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宮野茉莉子

84年生まれの哲学ライター。東京女子大学哲学科卒業。野村證券を退職後、2011年よりライターへ。主に生き方や働き方について、哲学を交えた本質を探る記事を執筆。他、子育て、夫婦、FPとしてマネーなど、6媒体で執筆中。愛雑誌は『PRESIDENT』。現在一男児子育て中。
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