「重い女」でなにが悪い! 問題なのは男子の筋力のなさだった……!?
重い女……それは女性が好きな人からいわれてもっとも衝撃をうける言葉のひとつ。重い女だと思われないために、あえてそっけなく振るまったり、ひとりでさみしさに耐えている女性もいるのではないでしょうか? ちまたでは「重い女めんどくせー!」「重い女マジうぜー」などといわれ「重い女=悪!」なんていうイメージがつきまとっていますが、実際のところ本当に「重い女」は悪なのでしょうか……?
ここではそんな彼女を「重い女」認定する男性の筋力のなさについてせめてみたいと思います!
男性にとっての「重い女」とは……?
・ 「メールと電話を催促してくるのがうざい」(26歳/メーカー)
・ 「休日に毎回『会いたい会いたい』いってくるとき。疲れてるからっていうとすぐすねる」(25歳/広告)
・ 「連続でメールが送られてくるとめんどうだと思う」(32歳/音楽家)
・ 「『私のこと好き?』って何回もきいてこられるとイラッとする」(28歳/不動産)
▽ メールや電話など連絡をマメにとりたがる女性や、「会いたい」「私のこと好き?」という愛情表現を「重い」と捉える男性が多いようですね。たしかに四六時中メールや電話が鳴りやまないのは負担に感じますが、「メールの返信がほしいな」「好きっていってほしいな」レベルのことならかわいいお願いだと思って受けとめてほしいところ……。
「重い女」といわれないために努力する女子たちの声
・ 「彼に重いと思われないよう、メールは1日に1回と自分で制限をつくっている。さみしいけどガマン」(25歳/受付)
・ 「付き合うまでも付き合ってからも一度も彼から『好き』という言葉をきいていない。不安だけど重くて振られたことがあるのできけない」(28歳/IT)
▽ どうでしょうか? 女性は一生懸命さみしさに耐え、彼に負担をかけないようにとけなげに努力しているというのに、メンズたちはそんなことなどつゆ知らず。簡単に「重い」「うざい」と女性たちにいい放っているようです。なかには努力の結晶にある我慢でさえも気づかずに「俺の彼女は手がかからなくていい」なんていってのける人まで……。
とはいえ「軽い女」は本命にならないメンズたち……
「重い女を脱しよう」と決意した女性たちは、気分を紛らわせるためにほかの男性と食事にいくこともあるでしょう。もちろん軽い食事ですから浮気ではありません。とはいえそんな女性たちに「軽い女」のレッテルを貼るメンズ陣……。「重い女は嫌」といいながら、軽い女は本命対象外ですぐにビッチ認定。
結局、自分の都合のいいときに癒してくれる彼女がほしいということなのでしょうか。恋愛初期は不安になりがちな女性にとって、連絡をとったり愛情確認してしまうことくらい許してほしいものですね。
結論: 男子諸君、もっと筋力きたえろ!
こうやって両方の意見をきいてみると、女性が不安や心配になってしまったり、さみしさを感じてしまうのは好きになってしまったのならある程度は仕方がないこと。むしろ四六時中彼のことを考えてしまうのは自然現象です。恋をしている女性が「重い」のではなく、そんな彼女たちを受けとめきれない男性の筋力が衰えているような気もします。
簡単に彼女を「重い」「めんどい」などと決めつけず、多少重みのある彼女をも受けとめる度量がほしいところ。草食男子でも絶食男子でもいいですが、大きな心と余裕をもって対応してほしいものですね!
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