つい周りと比較しちゃう…自分基準で生きるのに大切なこと【後編】
前編に引き続き、自分基準で生きるために心がけたいことをご紹介していきます。他の人が決めた基準で生きていると、いつの間にか心は空っぽに。本当の幸福を感じながら生きると、自分のことがまた少し好きになれます。
自分基準で生きるのに大切なこと
落ち込んだ時は自己啓発本より睡眠を
少し前に話題になったドラマ『アンナチュラル』(TBS系)で、石原さとみさん演じる三澄ミコトが言っていた一言「絶望する暇があったら、うまいもん食べて寝る」。元気の源はほんと、これに尽きるなぁというセリフでした。
あれこれ考えるだけ心は疲弊していくし、誰かに何か言われたことで落ち込んでいるなら、それを繰り返し思い出すことで何度も自分を傷つけているのは自分自身です。起きてしまったことで自分を責めてもどうにもなりません。できることと言えば、今日の失敗を明日は克服できるよう、自分をいたわってあげることです。
「友達に自慢できるステキな彼氏」じゃなくてもいい
あなたの彼はいい彼ですか? ダメな彼だとしたら、いったいどこがダメなのでしょう。恋愛本で読んだダメ男の特徴に当てはまっていたり、友達の彼と比べて劣っているというダメさなら、彼の見方を少し変えたほうがいいかもしれません。自分以外の基準で彼を評価すると、ダメな男だなぁと思いながらも別れられないという矛盾が生まれやすくなり、よくない恋愛をしている自分はダメなやつ……と自己評価も下がりかねません。
誰かの意見に左右されず、なんの思い込みもなしで彼を見つめてみてください。
毎日同じことを繰り返せる生活はとっても貴重
同じ時間に起きて歯を磨いて顔を洗って、とりあえずお湯を沸かしてコーヒーを飲む朝。それから同じ時間に代わり映えのない通勤路で出勤。一見つまらなく思える毎日ですが、なにも考えずにこなせる習慣ってとっても楽じゃないですか? ごく稀に、いつもより早起きしないといけない日には、体のエンジンを余分にふかさなければいけなくて大変だったりします。リズムのある毎日は実はとても心地がよく、生活しやすいものなのです。
休日に予定が入っていなくても負け組じゃない
予定が入っていない休日に、外から楽しそうな笑い声が聞こえてきたり、SNSで夢の国へ行っている友達の投稿を見かけると、途端に寂しい人間になったような気がします。しかしそれはとてつもない思い込み。時間に縛られず、家で好きなことが好きなだけできる休日を手に入れたんです。
そんな貴重な1日を悲しむなんてもったいない。誰かといるときだけが充実した時間、というイメージがあるのなら今すぐに捨ててしまいなさい! 人生のあらゆる時間を楽しめてこそ、本当の充実です。
憧れのあの人は自分基準で生きているからキラキラしている
芸能人やインスタグラマーがいい例ですね。あの方たちは本当に人生を楽しむことが上手です。持ち物やおしゃれな生活スタイルに目がいきがちですが、心惹かれる理由はその人らしく毎日を丁寧に生きているから、真似したくなるくらい素敵に見えるのです。彼女たちのSNSは、あなたが心地いいと感じるものやこと、場所を見つけていく手段として閲覧するには持ってこいの情報の宝庫です。
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