ママ必見! 「産後整体」の大切さとは?【後編】
目まぐるしい育児生活の中で後回しにしてしまいがちですが、実はとっても大切なママ自身のカラダのケア。【前編】では産後整体の基本知識についてご紹介しました。【後編】では簡単にとり入れられる産後体操や、産後整体を受ける際のポイントについて、ロイヤルベビーマッサージ認定セラピスト・JADPチャイルドコーチングアドバイザーであり「Macherie(マシェリ)」代表兼セラピストの下島依子先生にお話をうかがいました。
自分でもできる骨盤矯正法とは?
産後の元気とキレイを維持するために不可欠な産後整体。産後1か月を過ぎたらぜひとり入れたいですよね! 自分でも実践できるおすすめの整体について下島先生に教えていただきました。
膝パタパタ体操
1: あお向けに寝て、膝をたてる
2: 両膝を合わせて一緒に左右にパタン、パタンと動かすだけ
<ポイント>
このときに左右、どちらかの脚が倒れにくかったり、床との差が違うとゆがんでいる証拠です。ゆっくりと毎日10回行って下さい。
膝まわし体操
1: 立った状態で脚は肩幅にあけ、両手は腰におく
2: ゆーっくり腰をまわる
3: 右回りが終わったら、左回り
<ポイント>
それぞれ5回ずつ回してみてください。このとき、下半身は動かないように注意しながらゆっくり円を描くように回すことで骨盤まわりを柔軟にしていきます。
「ご紹介したこの2つの体操はとても簡単なので、ぜひ毎日行って下さいね。これをするだけでも骨盤の歪みは緩和されますよ!」と下島先生。
産後整体はどこでうけることができますか?
ご希望でセラピストのサロン、またはご自宅をお選びいただけます。産後まもない赤ちゃんとの外出は荷物も多く、ママの負担も大きいもの。また赤ちゃんが場所見知りをする月齢の頃だと、自宅での施術の方が赤ちゃんも安心します。
もちろんセラピストの自宅サロンの良い所もあります。パパに赤ちゃんを預けてママがひとり時間を満喫することも大切ですし、お外の方が機嫌が良い赤ちゃんもいますよね。だんだん体力がついてきて毎日お出掛けしないと満足しない月齢の赤ちゃんなら、外出することで親子の気分転換になりますよ。
下島先生が主宰されている「Macherie(マシェリ)」では毎回の施術場所を毎回ママが選択可能。その日の気分や子どもの体調により、ママが1番リラックスできる環境で施術することがオススメなんだとか! ちなみに筆者は産後、自宅に出張サロンとして来ていただき、至福の施術を受けました。子どもがお出かけにまだ慣れていない頃は本当に助かりました。
下島先生から産後ママたちへのメッセージ
出産はゴールではなくスタート。私自身、ひとり目の出産のときにそう感じました。「終わった~」と思ったら、すぐにスタートが待っていることに分娩台に乗りながら気づきました。なかなかママ自身のケアをする時間がとれないことも、セラピストであるまえにふたりの娘の母としてわかります。
しかし、育児期間は長いものです。かわいいお子さんのためにもママ自身がずっと元気で健康で美しくいるために妊娠・出産時に酷使したカラダをぜひ早めにケアしてあげてくださいね。「出産」という機会は、自分自身のカラダを改革できるチャンスでもあります。またカラダだけではなく、ココロの疲れも感じたらいやすことが大切。カラダが元気になると、自然とココロも元気になってくるものですよ!
いかがでしたか?【前編】【後編】にわけてお送りした「産後整体」の大切さ。
産後間もないママはお近くのお気に入りサロンを見つけて、産後整体をぜひとり入れてみてはいかがでしょうか。下島先生のサロンは東京都内ですが、探してみると全国に意外とたくさんありますよ。産婦人科ではケアしきれない、産後ママのカラダのケア。カラダとココロのバランスを整え、元気とキレイの基盤を作ってくれる産後整体、ぜひとり入れてみてくださいね!
▽ 下島先生のサロン「Macherie(マシェリ)」