これさえあれば安心! 出産前に準備しておくべきベビーグッズ【後編】
ちまたにあふれる育児グッズ。【前編】ではオススメのベビーグッズ(1)~(4)をご紹介しました。では【後編】に参りましょう!
5. 湿温計
赤ちゃんに適した気温は約25度、湿度は約50%。病院の新生児室はこの環境が保たれています。退院後、自宅で赤ちゃんを寝かせておく部屋に湿温計がひとつあるととっても便利。
冷暖房をいれる季節はとくに、大人の肌感覚だけでは調整が難しいので、湿度と温度が一目でわかる置き型タイプの湿温計をぜひ準備しましょう。汗ばむ夏はクーラーをつけたくなりますが、赤ちゃんに直接クーラーの風が当たらないように注意が必要です。
6. ベビーバス
お風呂グッズも、湯温計や沐浴液などじつにさまざまなアイテムが売っていますが、本当に必要なのはベビーバス・ベビー石鹸・ベビー用綿棒くらいです。
沐浴は洗面台や流し台でも沐浴可能……ともききますが、赤ちゃんの安全といれやすさ、衛生面を考えるとやはりベビーバスがある方がよいでしょう。ベビーバスもたくさんの種類がありますが、空気で膨らますタイプのものが値段も手頃で扱いやすくオススメです。プラスチック製の大きなものは値段も張りますし、置き場所や使わなくなった後の処分に困るのであまりオススメできません。
お風呂グッズは退院直後から毎日使うものなので、必ず出産前に揃えておきましょう。
7. 抱っこ紐
退院時や出産した病院での1か月検診など意外とすぐに使うのが抱っこ紐。
メーカーによってさまざまなタイプがありますが、かならず首がすわる前から使えるものを準備しましょう。最近はとくに海外製の抱っこ紐による転落事故などが問題視されています。説明書はしっかりと読み、使い方にはじゅうぶん注意して下さいね。できれば出産前に試着して、ママの体のサイズに合っているか、自分にとって使いやすいかを確認してから購入しておくことをオススメします。
8. 短肌着
初めての妊娠・出産だと、赤ちゃんになにを着せたらいいのかもよくわかりませんよね。
春夏生まれ/秋冬生まれによって揃えるべき衣類は変わってきますが、どの季節に生まれても必要なのは「短肌着」と呼ばれる上半身用の肌着。このうえに、脚まですっぽり覆える「長肌着」や「ドレスオール」などを着せることが多いです。
汗っかきの赤ちゃん。夏場はすぐに汗をかくので1日3回くらいは肌着を着替えさせてあげましょう。暑い夏は短肌着とオムツ姿に、タオルを(お腹が冷えないように)かけてあげればOK! 体温が高い赤ちゃんの服装は「大人マイナス1枚」が基本です。
服のサイズについて
ベビー服のサイズは生後しばらくは「60」、首がすわる生後4月頃には「70」に。その後は性別や赤ちゃんの体格によって差が出てきます。
出産前にそろえておくなら「60」がジャストサイズでオススメですが、あっという間にサイズアウトしてしまうので買い替えが面倒、もったいないという場合は初めから「70」を。その場合、必ず前開きタイプのものを選ぶこと! 頭からかぶるタイプは首がすわってからでないと無理なので、産後すぐは活用できません。
いかがでしたか? しばらくはほとんど寝たままの赤ちゃん。ベビーカーやバウンサー、ハイローチェアなどは産後しばらくしてからでもじゅうぶん間に合います。お下がりを頂いたり貸してもらえる可能性も出てくるので、まずは必要最低限の育児グッズだけを準備しておくことをオススメします。シリーズでお送りしたこちらのコラム。少しでも、出産前の準備で悩んでいるママさんの参考になればうれしいです。