後悔しかないっ! アラサー女子が決してやってはいけないダイエット法【後編】
20代前半の頃と違ってアラサーともなると、体に無茶をさせるダイエットは10年後、20年後のあなたの体を確実にダメにします。前半に引き続き、禁忌のダイエット法お届けします。
毒でしかないダイエット法なんて、うっちゃりして(投げて)さよならしますよ!
極端な食事制限とリバウンドの繰り返し……
「痩せたくてとにかく食べず、その反動で食べすぎる……というのを繰り返していました。なにが悲しいかって、食べることにすごく罪悪感を感じるんです。なにを食べてもおいしくないから食べなくなって、その反動で、いきなり大量の食事をしたりするんで、ぜんぜんダイエットになりませんよね。お肌の調子も最悪でした」(28才/看護師)
▽ 極端な食事制限は、体にも心にもよくありません。体には人それぞれのサイクルというものがあります。それを無理矢理ねじ曲げようとはせず、正しい食生活で心身ともにキレイ! を目指しましょう。
食べないダイエットは、絶対にオススメいたしません。
一食一品でひたすら我慢する
「バナナダイエット・りんごダイエット・おにぎりダイエット・アボガドダイエット――などなど、とにかく一食を一品でやりすごすダイエットをやりつくしました。結局、飽きがきちゃって、ほかの食事のときにドカ食いするんで、意味なかったです」(27才/マッサージ師)
▽ 世にはいろんなダイエットがありますが、一品ダイエットは感心しません。ちなみに、筆者はりんごが大好きすぎてダイエットでりんごばかりを食べていたところ、果糖で太ったことがあります! 無念!
お菓子をたべるかわりにごはんを食べない
「徹底的なカロリー計算をし、3食の合計が1,600~1,800kcalになるようにしていました。お菓子が食べたくてご飯を食べずに、そのぶんのカロリーでチョコレートとかビスケットを食べていましたね。カロリーより、栄養バランスが大事だってわかっているんですけど……。お菓子ばかり食べていたことで便秘になり、栄養が偏ることで代謝も悪くなって、全然体重は減らず……。しっかり知識をつけることの大切さを知りましたよ」(25才/事務)
▽ カロリー表示は、めやす程度に考えるくらいがちょうどいいかと思います。身長や筋肉量も人それぞれですから、代謝も人それぞれで違います。
同じものを同じだけ食べたところで、同じように太るなんてことはありません。目につくカロリーではなく、「これを食べたら体がうれしがってくれるか」ということを考えて口に入れるものをチョイスしてみてください。
いかがでしたでしょうか? アラサーのダイエットは、短期決戦すべからず、です。妄信的に断食してみたり、食生活に極端な負担をかけたりしたところで、うまくはいきません。ストレスがかかるだけですし、一時的に体重が減るかもしれませんが、それは筋肉が落ちたせいです。代謝が落ちることでもっと太りやすい体になるだけですよ。
無茶苦茶なダイエットは時間のムダ。アラサーになるまでの長い時間を、その体と性格で生きてきたのですから、あなたにはあなたのライフスタイルと性格にあったダイエットが必ずあります。即結果を求めずに、ご自身の体としっかり会話をしながら、昨日よりも今日のご自身を好きになれるようなダイエットを見つけてみてくださいませ。