距離と時間だけじゃない。「SYNC DINNER」が本当につないだモノは……!? 夢のレストランを取材してきました!

2015.12.28

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同じ時間に大切な人と、ゆっくりと会話を楽しみながらおしゃれなレストランでのディナー。グラスをあわせてカンパイの音を鳴らし、ケーキの火を吹き消す――。
これが“東京と大阪、その距離400kmの2人にもできること”だなんて……そんなの信じられますか?


クリスマスの奇跡「SYNC DINNER」!

KDDIが提供する4日間8組限定の夢のレストラン「SYNC DINNER」。あの有名レストラン「ひらまつ」とタッグを組み、クリスマスの奇跡を見事実現させました。
Googirlで紹介されている記事を読んで以来、どんなものなのかとても気になっていた筆者。そして今回、12月23日の夜に取材をさせていただけることになり、電車の中も落ち着いて座っていられないほどドキドキしながら足早に会場に向かいました。

大阪と東京で向かい合う!? “母娘”の久しぶりの対面

今回取材させていただいたのは8組の当選者の内の1組で、東京で働くせなさんと、大阪在住のせなさんのお母さまの母娘カップル! てっきり男女のカップルを想像していた筆者は「母娘カップルなんてステキすぎる!」と取材前から大興奮!
お母さまの「こうしてせなちゃんに会えて一緒にお酒を飲んで……まだまだ子どもだと思っていたのに、いつの間にか立派になっていて……」というセリフがすごく響いてきて、筆者までウルウルと感涙が!

「同じメニューを同じタイミングで食べられるのがすごかった!」

今回のイベントのあと、せなさんはこんなふうに話していました。その言葉通り、“ステキな演出”と“タイミングばっちりの完璧なサービス”で2人の間に400kmの距離は一切感じられません。

“チンッ”とカンパイを鳴らして、東京のロウソクの火を大阪から消すシーンも

まったく距離感を感じさせない演出が起こるたびにせなさん、お母さまのテンションは急上昇! 「カンパイ」と画面にシャンパングラスを近づけ“チンッ”とグラスが鳴ったときの感動――。
さらにせなさんの前に用意されているケーキの上のゆらめくロウソクの火を、大阪のお母さまが吹き消したときのお2人の笑顔――。それを写真におさめることができなかったことがくやまれてなりません(一眼レフを持っていれば……!)。

特別な料理とワインを、遠くの特別な人、と――

さて、この夜お二人が一緒に味わったのは、「ラ・フェット ひらまつ」総料理長である長谷川幸太郎シェフ監修の豪華なコース料理。どれも息をのむほどの美しさでした。しかも、メイン料理は肉・魚の両方というぜいたくさ――。各プレートにピッタリのワインとともに食事を楽しみながら、同じタイミングで同じお料理を食べることが、言葉にならないほど……こんなにも嬉しいのは、大切な人がそこにいるから。
「席に着いたらせなちゃんが座っていて、本当に目の前にいるみたいですごく嬉しかったんです」というお母さまに対して「そうだね、2人でゆっくり食事をするのなんてどのくらいぶりだろうね? もうわからないよね」と嬉しそうに返事をするせなさん。「おいしいね」とほほえみあいながらデイナーを楽しむおふたりの姿が、とっても印象的でした。

サンタクロースは「本当に会いたい人」

とにかく驚きと感動つづきのお料理と演出。そのラストを締めくくるのは――画面の向こうのお母さまの突然の変身! いつの間にかサンタクロースになっていました。急な変身にびっくりしながらも笑顔でいっぱいになったせなさんを見て、お母さまも大喜びでした! 続いてせなさんもサンタクロースになって、サプライズのお返しを。最後には、一緒に記念撮影も。

嬉しさでいっぱいになる「ごちそうさま」

「とってもステキなイベントだけれど、もしかしたら帰るときにはもっと会いたく、さびしくなってしまったりしないかな……」なんていう筆者の心配をよそに、“べつべつに過ごすはずだったクリスマスに、思いがけず会えた喜び”がどんどん増していき、最後には感無量といった様子のせなさん&お母さまカップル。でも、「最後に切なくなるより、嬉しさでいっぱいになる」――そんな心づかいが感じられる演出に、見ている筆者まで幸せな気持ちになりました。距離なんて、もう関係ないんだ! となにか勇気をもらえた気も。
この日のお出かけ前はきっと……お母さまもせなさんも同じような時間に何を着ていこうかといそいそと1人でファッションショーをしてみたり、同じぶんだけこの瞬間を楽しみにしていたはずです。
この「SYNC DINNER」が本当につなぎたかったものは距離でも時間でもなく、そんな2人の心――。クリスマスに最高の奇跡が起こった瞬間でした。
昨年はクリスマスイブの1夜限定でしたが、今年は22日~25日の4日間になり合計8組の離ればなれのカップルの心をつないだ「SYNC DINNER」。また来年も開催されることを期待して……遠距離恋愛がしたいな~と思ってしまった筆者なのでした。

2015.12.28

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記事を書いたのはこの人

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Written by 小林ユリ

1987年生まれの好奇心旺盛なお調子者。ありふれた日常の中に笑いを見つけることが大好きで、面白そうなことがあれば所構わず首を突っ込む癖がある。 考えるよりも先に行動しちゃっているタイプ。それで失敗することもあるけれど、 「Don’t think. Feel!」ってことで! Twitter @ohana2425  写真撮影ご協力:青山エリュシオンハウス 撮影者:福谷 真理子