【女子会】フォーリンデブにきく! 美味しすぎる「生肉」が食べられる東京名店6店
こんにちは、渡辺早織(@w_saori)です。
さて、今月もやってきました!
人気ブロガー フォーリンデブ★はっしーさん(@fallindebu)に聞く、女子会で外さない東京の肉の名店を紹介するこのコラム。
お仕事で聞いているにも関わらず私もたくさんのおいしいお店を教えてもらえて、心身共においしい思いをしております。このコラムのおかげで最近私も周りの友達にお肉のお店を聞かれるようになりました(笑)。うん、目指せフォーリンデブ!
さて、今回のテーマは前回お伝えしたとおり……。
“生肉”
です!!
ひゃっほー!
私、生肉って昔から本当に大好きで、女子会してもとりあえず生肉を頼んじゃいます。女の子って好きなイメージありますよね。
「とり生ください!」
って言ったらとりあえず生ビールではなく、とりあえず生肉って意味で使いたいくらいですからね。
でも、法規制によって食べられなくなった時にはこの世の終わりかと思いましたね。人生の楽しみの半分を奪われた気持ちでした。
しかし!
はっしーさん。
今日はそんな中、安心安全な合法の生肉が食べられるというお店を紹介してくれるとのこと!
え!? 生肉ってだめなものはダメじゃないの?
合法でオッケーとかあるの??
お恥ずかしいのですが、私法律でダメと言われてからはすっかり諦めてしまっていて、衛生管理が徹底され認可をとっていれば合法で生肉が食べられるということを知らなかったのです。
これについてははっしーさんに後でちゃんと聞くとして……。
そうと知ったらとにかくまずは生肉を食べに行かなきゃ!
今回はおいしい生肉が食べられる生粋(なまいき)さんよりお届け。
肉と書いたのれんが頼もしい。
そののれんをくぐると、落ち着いたライトのシックでおしゃれな雰囲気のお店にいざなわれます。席の間隔もゆったりとられていているのでおしゃれな大人女子会にぴったりという感じでした。
はっしーさん! 今日もよろしくお願いしますね!!
やや興奮状態のままはっしーさんに質問開始です!!
はっしーさん! 女子ってどうして生肉が好きなんでしょう!?
はっしー:牛の生肉はユッケをはじめとして昔から日本の焼肉屋ではあったものだけど、最近になって肉食女子に受けてきている理由として多分2つあるかな。ひとつは、「法規制によってちゃんと国の許可をとっているところじゃないと食べられない」=「安心安全な生肉が食べられる」っていうお墨付きができたことの、安心感。夏の時期に生肉食べたら当たっちゃうかなぁとか、いろいろ心配事があった女子も、そういうところが払拭されて安心しておいしい安全な生肉が食べられるようになった。
はっしー:もうひとつは、昔はユッケ、レバ刺しくらいしかメニューがなかったところ、今はいろいろな生肉の食べさせ方で出しているお店が増えてきた、バラエティ感。恵比寿の「kintan」みたいに生肉のカルパッチョにウニとかキャビアとかトリュフとか乗せちゃって、見た目だけでハッピーになれるようなものだったりとか(※画像はのちほど出てきます!)。
生肉自体のアレンジの仕方がバラエティ豊かになってきたから、そういうところでも肉食女子が見て良し、食べて良し、気持ちが華やかになれるような肉のラインナップが増えてきたっていうのもひとつの要素かな。デブが女子を語るっていうのはシュールなんだけどさ(笑)。
渡辺:そんな息巻いて僕に女子のことを聞かれても……なんて言わずに優しく教えてくださるはっしーさん。とても懐とお腹が大きいです(失礼)。
ちなみに、どんな生肉なら合法なの? 安全においしく食べるために聞かせて!
はっしー:2011年4月にユッケの食中毒事故が起こり、それを受けて2012年の6月には食品衛生法などが改定された。牛肉のレバ刺しは全面的にNGになり、ユッケなどの生肉は調理方法などの基準を満たして国の許可を取ったお店だけが出せるようになった。ただし、その基準はそうとう厳しくて。ちょっと細かい話だけど、食中毒の菌が付着するのは肉の表面だけなので、表面から1センチ以上を60度以上で2分以上は加熱して、それを取り除いて提供する「トリミング」が義務づけられた。さらに、作業台やシンクは専用のものにするなど調理場の基準も設けられたので、この条件を満たすためには、お店をリニューアルしたり新しくオープンしないかぎりは、なかなか対応できない厳しい内容。だから、従来の衛生管理がしっかりしているお店でも基準を満たせずに出せないのは、こういった理由から。
渡辺:なるほど……ちゃんとしていたお店でも、生肉が出せなくなってしまうのも無理ないのですね……。
はっしー:けれど、やっぱり生肉を食べたい! という肉食女子&肉食男子の強い希望を受けて、そういった厳しい基準を満たすお店づくりをして、「合法生肉」を提供するお店が増えてきた。それが、あとで紹介する、「生粋」や「kintan」しかり。ご自分で焼いてくださいみたいな「脱法生肉」を出すお店もあったけど、それもずいぶん少なくなってきて、今は本当の意味で安心安全な「合法生肉」を出すお店に淘汰されてきた感じだね。
渡辺:そんな生肉事情があったなんて……知りませんでした。では……さっそくその合法生肉のお店を教えてください!!
女子会で外さない! 美味しすぎる「生肉」が食べられる東京名店6店
生粋(なまいき) 秋葉原
こちらが今回おじゃましたお店。焼肉の名店「よろにく」の流れを汲むここ「生粋」は、生が粋と書いて「なまいき」と読ませるあたり、店名からして生肉推しのこのお店。肉の刺身なども良いですが、ぜひこのお店では6種類もあるユッケを。食感が活きた「ぶつ切ユッケ」や、豆腐ん白和えペーストをのせた「ホワイトユッケ」、さらに「味噌ユッケ」「納豆ユッケ」など変わり種のユッケが楽しめる。肉の切り方によってこうも味わい方が変わるのかっていうね。
恵比寿焼肉kintan 恵比寿
堅苦しくなくカジュアルに、それでいて他とは違うセンスのあるお店がいい! という肉食女子の要望に応えられるお店がここ『kintan』。外観がまるでブランドショップのようにおしゃれですが、外観だけではなく、見るだけでハッピーになるような「ウニ、キャニア、トリュフの贅沢和牛カルパッチョ」など、前菜メニューからイケています。その他に、30日間熟成させたタン「熟成kintan金舌」などもオススメ!
うしごろ 銀座
高級感がただよう店内は、銀座のお忍びスポット的な雰囲気。コースを頼むと前菜に生肉の盛り合わせが出てきてきますが、野菜を巻いてサッパリ食べたりと、ヘルシー女子にも嬉しい気づかい。ごはんを巻いた生肉にぎりもあって、さまざまな生肉メニューにうっとりしちゃいます!
ホルモン焼 婁熊東京(るくまとうきょう) 恵比寿
牛のレバーは規制で食べられなくなってしまったけど、豚のレバーはまだ大丈夫! このお店では、安心できるバツグンの鮮度で、しかもセンスある味付けで食べられる。なんといっても真っ先に頼みたいのは「刺身の盛り合わせ」。盛り合わせの中の「レバー刺し麹」や「レバー刺し納豆」は、自家製の醤油麹や納豆と和えられることで、旨味と深みが増して、ぷりっぷりなレバーがまるで割烹料理のように上品な姿に!
フレーゴリ 恵比寿
前回の記事、「肉イタリアン」でも紹介したのがここ「フレーゴリ」、ここではやはり生肉を食べてもらいたい! 前菜ならぬ前肉として頼むべきは、5種類の生肉が花びらのように盛り付けられた「馬肉カルパッチョ」。ヒレ、ハツ、ふたえご、タテガミ、タンのそれぞれの肉一枚一枚がしっとりなめらかな口当たりでこれを食べるためだけに来たくなるほど。まさに馬力がつきそうなパワフルな馬ハラミの炭焼きもオススメ!
ロッキー馬力屋
痛むのが早く鮮度が命な馬肉も、独自の肉卸ルートで、鮮度バツグン。肉質はもちろん、お客を楽しませる演出も馬だけにウマいお店で、攻めるべきは「馬刺盛り合わせ」です。力強い赤みの「カイノミ」や脂が口どけする「タテガミ」や「ロースの握り」も絶品で部位ごとにしっかり個性があるのが魅力的。盛り合わせ以外にも「ハツ刺し」「レバー刺し」「ユッケ」なども取り揃え、これだけの部位を生で提供できるのは、まさに肉の仕入れ力の賜物と言えるでしょう。希少部位を取り揃えているので、未知なる馬肉の世界に出会えるはず!
うーん……!
今回もどこも美味しそうなお店ばっかりではないかぁぁぁ……!
私も今年中に全制覇目指して肉活頑張ります!
ちなみに、
こんなテーマがあると嬉しい!
こんなエリアでお店が知りたい!
などもどしどし募集中!
ぜひコメントくださいね!
では次回の更新まで……
お楽しみに!!
▽ フォーリンデブ★はっしー(橋本 陽)
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