人気ブロガー　フォーリンデブに聞く！　女子会で外さない都内の肉イタリアンまとめ

こんにちは、気がついたら秋なの？　渡辺早織(@w_saori)です。

先月インタビューしました大人気グルメブロガー、フォーリンデブ★はっしーさんに聞く、都内のおいしいお肉屋さんのコラム
・今女子肉が熱い！　大人気ブロガー フォーリンデブに聞く！　おいしすぎる肉料理屋まとめ
・女子会で絶対外さない！　フォーリンデブに聞く 東京のおいしすぎる肉料理屋まとめ

につづき！　また別の肉ジャンルにてはっしーさんに女子会で外せないお肉料理屋さんを聞くことができました！

さすがはっしーさん。聞けば聞くだけ湯水のように（ここは肉汁か？）たくさんの旨すぎるお肉の店情報が溢れ出してきます。

そして!!
そんなはっしーさんと……これからこのgoogirlでたくさんのお肉情報を定期的にお届けできればと考えました!!

バンザーイ！

あ、自分がおいしいもの食べたいからってわけじゃないからね//

乗っけからよくわからないテンションで不安定な滑り出しでコラムを続けますが、では、さっそく本題に入りまして今回のお肉のテーマを考えたところ……。
ずばり今回は……。

「肉イタリアン」!!

に決定しました!!

え！　肉イタリアンって何!?
でも女子的にとてもキャッチーで気になるワード！　そんな“肉イタリアン”のこともっと知りたい!!
今回も盛りだくさんな情報をお届けしていきますよー！

フォーリンデブ★はっしーさんに聞く！　女子会で絶対外さない肉イタリアンのお店！

今回インタビューのために利用したお店は、赤坂にあるキッチャーノさん。

清潔感があり小洒落た店内はまさに女子会にうってつけという感じ。
そこで肉イタリアンについて聞いてみると……。

ずばり、肉イタリアンってなんですか？

はっしー：「今ね、肉イタリアンってきてるんだよ!!　イタリアンってご存知の通り肉料理のことではないから、肉にこだわっていても肉の専門家ではないわけなの本来は。だから一概にイタリアンのお店で肉がおいしいとは限らないけど、この“肉イタリアン”というのは、イタリアンがベースにありながら熟成肉などの『肉料理』を全面に出しているお店のこと。肉に特化しているからこそ、肉の美味しさをよく引き出すテクニックと愛情があるというのがポイント。肉を売りにするイタリアンっていうのが増えてきていて肉イタリアンの店はこの肉ブームにのっかって増えてきたという感じ」

はっしー：「ここ、『キッチャーノ』はちょっと価格帯は高いんだけど、本当にこだわりの熟成肉が食べられる。その他にも後で紹介するけど『ドゥエ・コローリ』というところがタパス500円に均一というリーズナブルさでお肉が美味しくてさらにワインが飲み放題とか！　キッチャーノのような高級店からコローリのようにカジュアルでリーズナブルなお店まで裾野が拡がっているから肉食女子には選択肢が拡がって嬉しい限りだよね」

渡辺：「シーンにあわせてお店をチョイスできるのはありがたいですね！」

熟成肉が肉イタリアンを後押し？？

はっしー：「ここキッチャーノは、店内に専用の熟成庫を持ってるくらい熟成肉にこだわっていて、絶妙な状態で肉を熟成させている。熟成肉は赤身の旨みとか香りを凝縮させるものなので、霜降りのものより赤身の方があってる。脂は熟成すると酸化するからね。だからこそ、さっぱりとした赤身の熟成肉が肉好きな女子にうけているんだよね」

はっしー：「赤身肉のヘルシーブームに乗っかっているっていうのもあるし、今肉食女子が増えてる中で赤身肉であれば太らないし元気もつくし、それがさらに焼肉ではなく肉イタリアンだとおしゃれに食べられるしっていうのでより女性受けしているよね」

渡辺：「確かに！　赤身と聞くと私も罪悪感なく食べちゃいます。熟成肉ももちろん、熟成肉以外でもおいしい肉イタリアンのお店、どんどん教えてほしいですっ！」

では、そんなはっしーさんにとって一番おすすめの肉イタリアンってのお店は!?

はっしー：「マイベストオブ肉イタリアンは『カルネヤ』かな」

カルネヤ　アルティカ　オステリア（牛込神楽坂）

はっしー：「マイベストオブ肉イタリアンとしてお腹を張っておすすめできるのがカルネヤ！　店名にカルネ、スペイン語で肉という意味の名前をつけるほど、肉押しなお店でそこの店主の肉のこだわり様が異常でリスペクトするほど！　研究熱心だし肉への愛情が凄まじいので肉の選び方、そして火入れの技術は肉業界の中でもピカイチだと思う。塊の肉を焼くのって難しいんだけど、そういうのも本当に肉を見極めて絶妙な火入れで焼き上げるから、肉の美味しさを引き出してる肉イタリアン」

はっしー：「カルネヤのすごいところは単にグリルした肉を出すだけではなく、カルパッチョから煮込み料理やパスタなどおまかせで頼めばすべて肉づくしのフルコースで出してくれる。肉バカの店主だからこそできる肉のフルコース。夜のおまかせがおすすめ！　本当にすごいよ！」

渡辺：「それでは引き続きおすすめのお店を教えてください！」

 ビストロ　カルネジーオ（恵比寿）

はっしー：「こちらも店名にカルネ＝肉をつけるほど肉イタリアンお店で、シンプルに塩で味付けしたグリル肉が自慢。その他にも肉の旨みと香りを閉じ込めた『田舎風パテ』や、レアめに仕上げたプリップリな『豚レバー』のグリルなど肉系のつまみでお酒もグイグイ。なにげにワインにフルーツをつけこんだ『サングリア』も美味しく、ビストロ風にお酒を傾けながら、気軽に楽しく『陽気』に『酔う気』になれちゃうのがポイント！」

 トラットリア　ドゥエ・コローリ （外苑前）

はっしー：「代々木にある有名な肉イタリアン『タンタボッカ』から独立した店主が開いたお店。しっかりと肉イタリアンの血を引きながら、価格帯をかなり安く設定してくれています。前菜はお酒がすすむつまみがなんと全品一皿500円！　安いのは前菜だけではなくハウスワイン飲み放題が1,500円という破格だったり、タンタボッカ名物の『牛ホホ肉の赤ワイン煮』も約半額の値段で食べられたりとリーズナデブル。『牛ホホ肉の赤ワイン煮』は歯ぐきでもかみきれそうなほど柔らかく煮込まれ、これを食べるだけでも行く価値あり」

カリーナ　カリーナ（神楽坂）

はっしー：「こちらはカジュアルで財布に優しく、ふらっと入れるカウンター席もあるので使い勝手が良し。絶対に頼むべき逸品は、『前菜盛り合わせ』。ハム、サラミ、トリッパ、パテ鶏の手羽先、自家製サルシッチャ……などが大皿にこれででもか！　というぐらい盛られ、しかもそれが1900円という安さ。牛肉は『甲州ワインビーフ』というワインの搾りかすを飼料にして育てた牛で、まさにワインに合うべくして生まれた牛。これはもうワインはノンストッピングしちゃうよね～」

キッチャーノ（赤坂）

はっしー：「そして、ここ、キッチャーノ。店内に熟成庫を持ち、肉の状態を見極めながら熟成させているだけあって、肉へのこだわりはハンパなし！　メインの『肉盛り』は数種類の肉がドカンと盛られ、その光景は圧巻ですが、その豪快さとは真逆に、肉の味はしっかりと繊細。噛み締めれば噛みしめるほど、熟成によって凝縮された旨みと香りがここぞとばかりに体中に解き放たれ、まるで草原で牛と一緒に戯れているよう！」

渡辺：「はわぁ……今回もどこも美味しそうでよだれが……」

はっしー：「でもね、実は牛だけでなく馬の肉もおいしいところがあるの！　馬肉イタリアンで、馬肉カルパッチョがめちゃめちゃ旨いのよ～。馬はらみのグリルだとか……」

渡辺：「なんと……！　ただでさえ馬肉好きな女性は多いのに、馬肉×生肉なんてそんな幸せな提案あるんですか!!」

はっしー：「そうそう、ここは生肉がおいしくて。生肉って今肉食女子にきてるからね」

むむむ……。
もっともっと生肉のこと知りたい……。
ということで、決めちゃいます!!!!

次のテーマは生肉に決定!!!!

ぜひ次号もお楽しみに!!!!

ちなみに、「このコラム待ちきれないよ～」という方は、はっしーさんが書き下ろしたグルメ本、『東京 肉らしいほどうまい店』にてはっしーさん厳選の肉料理屋さんをチェックできます。

▽ 橋本 陽
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