世界も驚きの日本の常識シリーズ Part2
私達日本人が、外国人の行動や文化に「え!?」と驚くことがあるように、外国人が私達日本人の行動を見て驚くこともしばしば。しかも、私達日本人が「常識」だと思っていることに対して驚かれることもかなりあるということをご存じですか?
今回はシリーズ1に続き、世界も驚きの日本の常識をご紹介したいと思います。
1.鼻をかまずにすする
人前で鼻をティッシュでかむと、若干白い目で見られる傾向が日本ではありますよね。なので、どちらかと言えば、まだ鼻をすすっている方がましな感じがしたりします。しかし、鼻をすするのはご法度なのが欧米諸国。鼻をすするくらいなら、ちゃんとしたレストランでも、みんなが振り返るほどの大音量で鼻を噛む方が断然マナーが良いのです。ハンカチ、レストランのナプキンなどで鼻をかむ外国人たちに私たちは驚きなのですが……。
2.飲み会で割り勘
きっとこれは日本人の中でも常識とは言え、若干イライラする人も多いはず。飲み会での割り勘です。海外では、飲んだ分、食べた分は自分で払うというのが常識。お会計も別々にしっかりと対応してくれますし、飲みに行け一杯一杯自分でカウンターに買いに行くのが普通。しかし、日本は飲みまくっている、食べまくっている人の分まで割り勘という形で支払わなければいけないという現状に、外国人は「?」なわけです。
3.電車、バスの中で携帯電話で話すのが禁止
「禁止」とは書いてありませんが、「携帯電話の通話はご遠慮ください」とポスターが公共機関には基本貼ってあるのが日本。電話がかかってきて、少し話しているだけでも白い目で見られてしまうのが現実。しかし、欧米諸国では、公共機関で電話でしゃべりまくるのはもはや普通で、日本で「ご遠慮ください」と言われる意味が分からない! と言った様子。まあ、確かに「じゃあ、なんのための『携帯』電話なのよ!」と言われかねませんが、それは日本のルールなんです。
4.犬は吠えて、リードをひっぱるもの
スーパーやコンビニの前につながれて、飼い主を待つ犬たち。おとなしい子なのかなと思っていたら、目の前を通り過ぎる時に吠え付かれて恐ろしい目に合ったという経験のある方いらっしゃるのではないでしょうか? 犬が他の人に吠え付いたり、リードを引っ張りまくっている光景はヨーロッパ諸国ではまず見かけません。というのも、子犬が家にやってくる前に基本的なしつけはしっかりとされて、オーナーのもとへやってくるから。ショッピング中の飼い主を待つ犬たちは、リードなしでおとなしく待っている子たちがほとんどなんです。
いかがでしたか? ところ変われば常識も変わるもの。それでもなお、日本人の常識は世界に誇るのです。