私なにやってるんだろ…「不倫をやめよう」と決意した家族の言葉
不倫をしていると禁断の恋に燃え上がってしまう人もいるかもしれませんが、どれだけの人が傷つくかを想像する必要があります。「自分だけ幸せならOK」なんて甘い考えをしていると、いずれみんなから縁を切られて孤独になるかもしれません……。今回は、「不倫をやめようと決意した家族の言葉」にまつわるエピソードをご紹介します。
「泥棒猫!」
「幼い頃に両親が離婚し、母と祖母が私を育ててくれました。最近になって、母が離婚した理由を教えてくれたのですが、それは父の不倫がきっかけだったそう。でもその事実を知って、私はゾッとしました。なぜなら、私も今不倫をしているから。
既婚者の男性を好きになって、奥さんと離婚してくれるのを待っている状態なんです。母が不倫されて傷ついたというのに、娘が傷つける側だと知ったら、きっと母は悲しむ……。そんな風に悩む日が続いていたとき、祖母のお見舞いに行ったんです。
祖母は認知症が進み、私のこともよくわかっていない状態なのですが、『あの泥棒猫は許せない! 死んでも恨んでやる』と、昔のことを思い出して感情的になっている姿を見た瞬間、直接言われたわけじゃないけど、私に対してのメッセージのような気がしてショックでした。
祖母は、母が不倫されたことに心を痛め、父と不倫相手の女をずっと恨んできたようなので、今の私がしていることって、母だけじゃなく祖母も悲しませることになるんですよね。何十年たってもこんな風に苦しめられる家族のことを考えたら、不倫している自分がバカみたいに思えてきたため、彼とはお別れすることにしました」(31歳・女性)
▽ 不倫は誰も幸せにしませんよね。大切な家族を失いたくなければ、不倫は今すぐやめるべきです。