デザイナーに学ぶ「初夏トレンド」の上手な取り入れ方
気がつけば、5月。早々と桜の季節が終わり、夏が近づいてきました。夜はまだひんやりとすることもありますが、ファッションは少しだけ先取りして、そろそろ夏の空気感がほしいですね。
今回は、Maronaviolというブランドを手掛けるファッションデザイナー、栗須朋子さんに、初夏のトレンドの上手な取り入れ方とおすすめのアイテムを伺いました。
初夏の色は「白」、素材は「シースルー」
「2013年は、特に白が気になる年です。上下とも白で、質感だけ変えると今っぽくなりますよ。素材としては、透け感があるものが一押しですね。麻やシルクを選ぶだけで、爽やかな着こなしが完成します。最近は家で洗えるシルクもあるので、手軽に使えると思います」。
なるほど、色や素材など、ポイントを押さえて意識するだけでも違うんですね。
小物を買い足すだけで、初夏コーディネートが完成
「季節感を出すには、小物づかいも大切です。着こなしに加えるだけで夏らしさを演出できるのは、サンダルとカゴバッグですね。いきなり素足に抵抗がある場合は、シースルーや色のある靴下を合わせるのもおすすめですよ」。
サンダルとバッグなら、手持ちのもので、今年も使えるものがありそうです。
今シーズン買った方が良いものがあったら教えてください
「今年買い足すなら、おすすめが3つあります。スニーカー、ブローチ、見せるタイプのインナー(キャミソールやベアトップなど)です。
スカートにスニーカーを合わせると程よい抜け感が出ますね。今年は色々なブランドがカジュアルな靴を出しているので、まずは、お気に入りの1足を選んでみてください。
ブローチは、シンプルなトップスやジャケットにつけるだけで雰囲気がかわります。値段も手ごろなものが多いので、使いやすいアイテムです。
おしゃれ系インナーは見せる前提のデザインを選んで、いつもの着こなしのアクセントに使います」
お話を伺って、夏気分が一気に高まりました。色や素材、旬の小物をうまく取り入れればOKというのは、気軽な感じで嬉しいですね。
デザイナー栗須さんおすすめの「初夏トレンド」の取り入れ方、ぜひ、ショッピングの参考にしてみてください。