公民館を訪れたマネキン集団に困惑した市民…通報を受けた警察が「我々も見回りを強化します」

過去の恋愛がトラウマになり、次の一歩が踏み出せないこともありますよね。そのため生身の人間ではなく、マネキンを彼女にした男性もいるようです。今回は公民館を訪れたマネキン集団に困惑し、警察に通報した市民の話をご紹介いたします。
若い女性に固執し、自称エリートとして婚活に励んだ50代の主人公・工藤誠。しかし友人の娘をロックオンした結果、親と友人から見放された上、仕事も左遷とまさに人生のどん底に落ちてしまいます。安アパートに住み工場で働く誠は、次に20代のスーパー店員・日菜子にアプローチしたのでした。
一見日菜子とうまくいったように見えたものの、オーラに心酔した日菜子から浄化の強制や数珠を買わされます。次に40代の同僚・春香といい雰囲気になりますが、誠がエリートではないとわかった途端、暴言を吐かれました。女性不信に陥った誠はマネキンに「美幸」と名付け、一緒に暮らすようになります。誠から美幸を紹介された両親は、半ば諦め気味に誠の意思を尊重したのでした。
そんなある日、同じくマネキンを愛する柿沼礼二から声をかけられ、Wデートすることになります。すっかり礼二と親しくなった誠は、お互いの家を行き来するようになります。日菜子にオーラグッズを買わされた誠は200万円の借金を抱えていたため、美幸にブランド品を買ってあげられません。
しかし礼二から「愛が溢れてる」と手作りの服を褒められた誠は感動しました。さらに亜由美にもワンピースを作ってほしいとお願いされたのでした。一度は断ったものの、美幸に背中を押されたと思った誠は引き受けることにします。そして亜由美を思いながら試行錯誤したワンピースが出来上がったのでした。
誠の手作りワンピースに感動した礼二。写真をSNSにアップしたところ同志から連絡が来たため、誠に服の販売を提案しました。しかしあくまで普段お世話になっている礼二のためであり、お金儲けはしないと拒否します。感激した反面、ほかの人にも服を見てもらいたいと思った礼二はオフ会を提案したのでした。
マネキンオフ会に参加した誠は自己紹介します。礼二から「すごく素敵な服を作る方がいる」と聞いていた参加者は「ずっとお会いしたかった」と誠を取り囲みました。マネキン仲間から褒められた誠は、内心楽しいと思ったのでした。
マネキン仲間と連絡先を交換した誠は、近くに住む同志と時々会う仲になります。そんな中ウエディングフォト撮影に遭遇した際、金銭的に苦しく美幸にドレスを着させてあげられないことを心苦しく思いました。マネキン仲間に相談したところ自身でのドレス作成と、公民館で結婚式を挙げる方法を提案されます。
美幸との結婚式に不安を抱えた誠ですが、ついに腹を決め同志に「手を貸してほしい」と相談しました。料理や飾りつけ、余興など、率先してアイディアを出してくれた同志に感動したのでした。
美幸との結婚式を決意した誠は、ウエディングドレス作りに取りかかります。ドレス作りを進めながら、同志と結婚式の打ち合わせをしました。毎日やることに追われ忙しかったものの、余興の練習をしてくれた同志に心が温かくなります。そしてついにドレスが完成し、結婚式会場の公民館を予約しました。両親に美幸との結婚式を報告したところ絶句されてしまいますが、「これでやっと親孝行ができる」と思ったのでした。
結婚式当日、美幸のウエディングドレスで頭がいっぱいだった誠に同志がタキシードをプレゼントします。同志の優しさに感動した誠はお礼を言いました。
一方美幸との結婚式に衝撃を受けた誠の母親は涙を流します。その姿を見た誠は、泣くほど喜んでくれたと勘違いしました。ほかにも誓いのキスや同志の余興を目の当たりにした両親は真っ青になったのでした。そんな中、いよいよケーキ入刀というところでなぜか警察がやってきて……?
マネキン集団に驚く市民たち





「我々も見回りを強化します」
余興準備に公民館を訪れたマネキン集団に驚いた市民たち。怪しい団体に不安を覚え、念のため警察に通報したのでした。決して何か悪いことをしたわけではないのですが、マネキンを連れた男性がぞろぞろ公民館に入っていったら驚くかもしれませんね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。