どうして…慰め合いから始まったW不倫の末路【二人の男】

2025.05.12

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不倫から始まった二人の関係は、許されない愛に溺れ、やがて予想もしない結末へと向かいます。愛憎、後悔、そして未来への願いが交錯する中で、男たちは何を語り、どんな決断を下すのでしょうか。
昏睡状態の早紀の病室で、対峙する祐介と慧。早紀の夫である祐介は、彼女と現在同棲している慧を呼び出しました。静かな緊張感が漂う中、祐介は落ち着いた口調で慧に問いかけ始めます。


あらすじ

早紀の眠るベッドを挟み、向かい合って座る祐介と慧。祐介はまず、慧の名前と苗字を尋ね、早紀との関係を問い詰めます。「一緒に住んでいます」と答える慧に、祐介は自嘲気味に「見つからないわけだ」と呟きます。
早紀の身に何があったのかを探る慧に対し、祐介は「わからない」としながらも、早紀の様子が急におかしくなったと語り始めます。
祐介の言葉に嘘はないと感じた慧に、祐介は早紀が失踪してからの1ヶ月間、ずっと彼女を探していたこと、そしてその過程で慧が杏梨の夫であると知ったことを明かします。早紀が自身の浮気を知っていたこと、そして二人の不倫のきっかけにも納得がいったと語る祐介。
全ては自分のせいだと認め、早紀が自分を嫌うのも当然だと続けます。そして、真剣な眼差しで慧に「お前は、早紀の未来を幸せにできると誓えるか?」と問いかけるのです。

見どころ

静かなる対峙

早紀の眠るベッドを挟んで、向かい合って座る祐介と慧。激しいやり取りから一転、今回は言葉少なに、しかし確実に火花を散らす二人の姿が印象的です。それぞれの表情からは、複雑な感情が読み取れます。早紀を思う気持ち、相手への警戒心、そしてこれから語られるであろう事への覚悟。静けさの中に、嵐の前の静けさのような緊張感が漂っています。

問いかけと告白

メガネを外し、疲れたように目頭を押さえる祐介。「早紀がいなくなって1か月」という言葉には、彼の憔悴しきった様子が表れています。そして、静かに慧を見つめ、「お前、杏梨さんの旦那だったんだな」と告げる場面。驚愕に目を見開く慧の表情が、事態の急展開を物語っています。お互いの素性を知らなかった二人にとって、この事実は今後の関係に大きな影響を与えるでしょう。

未来への問い

「乙村慧」と、初めて慧の名前を呼んだ祐介。「お前は、早紀の未来を幸せにできると誓えるか?」という問いかけは、早紀の夫としての彼の最後の意地にも感じられます。過去の過ちを認め、早紀を手放す覚悟を決めた祐介が、慧に早紀の未来を託そうとしているようにも見えます。慧の真剣な眼差しと、少し間を置いてからの「はい」という力強い返答は、彼の決意を示唆しています。

▽ 早紀の失踪という悲しい出来事が、二人の男を否応なく引き合わせました。それぞれの立場、それぞれの想いが交錯する中で、祐介は一つの結論に至ったのかもしれません。「今は、とりあえず信じてやる」という言葉には、早紀への愛情と、彼女の選んだ未来へのわずかな期待が入り混じっているようです。この出会いが、早紀、そして二人の男たちの運命をどのように変えていくのでしょうか。

2025.05.12

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Written by Googirl編集部

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