どうして…慰め合いから始まったW不倫の末路【嫌がらせ】
夫婦関係に悩む二組の男女が、互いの孤独を埋めるために始めた関係が、思わぬ方向へと進んでいく……。今回は「どうして…慰め合いから始まったW不倫の末路」の中から、嫌がらせをする犯人に気づいた話をご紹介します。
あらすじ
主人公・早紀は、夫・祐介の浮気に心を痛める日々を送っていた。そんな中、隣人の慧もまた、妻・杏梨の浮気に悩んでいることを知り、二人は互いに心を寄せていく。 最初はただの慰め合いだった関係は、次第に深まり、ついには一線を越えてしまう。しかし、彼らの選択は、周囲の人々を巻き込み、事態は思わぬ展開へと進んでいく。
慧がついに妻・杏梨に離婚を切り出す。今まで妻の浮気を黙認してきた彼が、自らの気持ちに正直になり、新しい人生を選ぼうとするシーンは、読者に強い印象を与える。
慧の決意を知った杏梨は、動揺し、感情を爆発させる。今まで自由奔放に振る舞っていた彼女だが、いざ夫が離れていこうとすると強い拒絶を示したのだ。この心理描写がリアルで、夫婦の関係の難しさを感じさせる。
早紀は家を出て、慧とホテル住まいを始めた。専業主婦だった早紀だが、慧を支えるためにもアルバイトをしようと決意する。
早紀は、スーパーでアルバイトを始めた。すると、なにやら見られていることに気がつく早紀。
見どころ
また誰かの視線を感じる
アルバイトを始めて1か月が経過した。誰かからの嫌がらせはずっと続いており、怯える早紀。その日も視線を感じたため、足早に帰宅するのであった。
エスカレートする嫌がらせ
嫌がらせはどんどんエスカレートし、最近はアルバイト中にぶつかられたり脚をかけられたりすることも。付きまといも最近始まった。
これまでの嫌がらせの犯人?
急いで電車に乗り、ホッとした早紀。慧に相談しようと考えるも、仕事で忙しいため迷惑をかけたくないと気を使ってしまう。そんなとき、祐介から連絡が。タイミング的に違和感を覚えた早紀は、これまでの嫌がらせは「祐介が仕組んだのではないか」と疑う。
卑怯な手を使って気を引こうとするなんて、ますます嫌われるだけですよね。