流産し義実家に捨てられ…「この子は私がちゃんと面倒見ますから」亡き母の声に涙を流した話

2025.10.08

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娘が玉の輿に乗ったら「幸せになってよかった」と思う反面、本当にうまくやっていけるのか心配になりますよね。ましてや男手ひとつで娘を育てた父親の心境は計り知れないものがあるでしょう。今回は流産し義実家に捨てられた娘が、亡き母の声に涙を流した話をご紹介いたします。


看護師をしていた主人公・美鈴は、その勤め先の副院長で跡取り息子の郷田学と授かり婚をし、玉の輿に乗ります。美鈴の母・美緒はすでに病気で他界しており、父・滝本大吾が宮大工の親方をしながら美鈴と妹・美幸を男手ひとつで育ててきました。少年院上がりで大吾の弟子・下田竜一は、ひそかに美鈴を想っていましたが、ふたりの幸せを思い身を引きました。
美鈴は郷田家に嫁ぎますが、学のモラハラと幸恵の嫁いびりに悩まされます。つわりが酷いにもかかわらず、朝から晩まで「嫁の務め」に追われる美鈴でしたが、学は守るどころか幸恵を見習えと責めてきます。一方で美鈴が嫁いでから一度も連絡をしてこないと心配する大吾を見て、竜一はこっそり美鈴の様子を見に行きます。大雨の中、買い物に行かされる美鈴を見て心配になる竜一でしたが、少年院上がりという自分の立場を考えると手を差し伸べることができません。
出版会社に勤める妹・美幸はというと、担当する有名作家・星尾ソラと不倫関係にありました。ダメだとわかりつつもソラとの関係を続ける美幸は、義兄である学がパパ活をする現場を目撃してしまいます。美鈴が心配になった美幸は郷田家に行きますが、幸恵や使用人の酷い態度、そして痩せて顔も真っ青な美鈴を見て、学のパパ活の話はできないと悟ります。
モヤモヤしながらも自宅に帰った美幸は、大吾に美鈴を助けてほしいと話します。大吾は、美鈴に電話し、1週間くらい実家に帰ってくるように説得します。学のスマホからパパ活も知ってしまった美鈴は心が揺れますが、自分がもっと強くなってからじゃないと帰れないと拒否します。
仕方なくカフェで会う約束を取り付けた大吾は、不安を抱えたまま竜一と飲みに行き、美鈴が弱音ひとつ吐かなかった事実に自分の情けなさを嘆くのでした。
後日久しぶりにカフェで美鈴に会った大吾ですが、そこには随分とやつれてしまった美鈴がおり、言葉を失います。必死に実家に帰ってくるよう説得する大吾ですが、美鈴は聞き入れませんでした。
その後、庭の縁側で思い悩む大吾のもとに美鈴と学、幸恵がやってきます。幸恵は美鈴が流産したため1000万円を手切れ金とし、今後二度と関わらないように告げてきたのです。さらに郷田家の財産狙いで、ほかの男の子どもを妊娠していたのではと侮辱してくる学を殴った竜一。殴られたことに驚いた学と幸恵は、捨て台詞を吐いて去っていきました。ようやく滝本家に帰って来られた美鈴は、大吾たちに迎え入れられたのでした。

夜空を眺める3人

亡き母の声に涙を流す美鈴

離婚し、滝本家に帰って来た美鈴ですが、流産した自分を責めていました。そんな美鈴のもとに亡き母が現れ、涙をボロボロと流したのでした。散々郷田家にいじめられた美鈴が、これからは幸せな人生が送れるよう祈るばかりです。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

2025.10.08

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Written by Googirl編集部

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