「娘ってのは難しいよ」不倫に嫁いびり…娘を想い奮闘するシングルファザーの話【最低でも母親】

2025.04.27

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母子家庭で育った竜一にとって、母親はたった一人の肉親でした。しかし、愛情を感じることはなく、彼は荒れた生活を送るように。今回は、そんな竜一の過去に起きた衝撃的な事件ををご紹介します。彼の壮絶な過去が、現在の彼にどんな影響を与えているのでしょうか。


あらすじ

中学時代から不良になり、地元最大の暴走族の総長として過ごしていた竜一。母親の顔も忘れるほど家を出て、孤独な日々を送っていました。そんなある日、母親から助けを求める電話がかかってきます。暴力的な男に苦しめられているというのです。冷たく突き放す竜一でしたが、それでも母親を見捨てることができず、ボロアパートへと向かいます。
そこで見たのは、男に殴られ怯える母親の姿。激昂した竜一は、男から奪ったナイフを突き刺してしまうのでした。事件後、竜一は少年院へ送られ、母親は一度も面会に来ることはありませんでした。

見どころ

孤独と反抗の象徴

バイクに跨り、大勢の仲間たちに囲まれる竜一の姿は、彼の孤独と周囲への反抗心を象徴しています。家庭の温もりを知らず、自分の居場所を求めて不良の世界に身を置いた彼の痛々しさが伝わってきます。

張り詰めた親子の糸

震える声で助けを求める母親と、それを冷たく拒絶する竜一の電話のやり取りは、二人の間に深く横たわる溝を感じさせます。愛情を知らずに育った竜一の複雑な感情が、短い言葉の中に凝縮されています。

後悔と安堵の狭間で

連行されるパトカーの中で、少しだけ微笑む竜一の表情は、複雑な感情を物語っています。母親への複雑な思いを抱えながらも、彼女が初めて自分に謝ったことへの安堵、そして自身の犯した罪への後悔が入り混じっているのではないでしょうか。彼のつぶやいた「…おせーよ」という一言が、長年の孤独と愛情への渇望を痛いほどに伝えてきます。

▽ どれほど酷い仕打ちを受けても、どうしても憎みきれなかった母親。そんな母を助けた結果、竜一は少年院で2年間を過ごすことになります。この出来事は、彼の心に深い傷跡を残したことでしょう。この後、彼はどのようにして大吾と出会い、父親として生きていくことになるのでしょうか。

2025.04.27

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Written by Googirl編集部

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