親子の絆とは？　シングルファーザーの父と娘2人の物語【不倫するやつはゴミ？】

娘が玉の輿に乗ったら「幸せになってよかった」と思う反面、本当にうまくやっていけるのか心配になるもの。ましてや男手ひとつで娘を育てた父親の心境は計り知れないものがあるでしょう。今回は「親子の絆とは？　シングルファーザーの父と娘2人の物語」の中から、パパ活スキャンダルの真実をご紹介します。

あらすじ

郷田病院の副院長で跡取り息子・学と結婚した美鈴。美鈴の母はすでに他界しており、父・大吾が美鈴と妹・美幸を男手ひとつで育ててきた。だが姑・幸恵はふたりの結婚が納得いかないらしく、披露宴で嫌味を言ってくる。

学と結婚し、郷田家の嫁となった美鈴。でも幸恵は妊娠中の美鈴を相変わらず召使いのように扱う。その上学も幸恵の味方をして美鈴を庇ってくれない。毎日辛い思いをする美鈴だったが、大吾に連絡せずひとり耐えていた。

そんな中、出版社に勤める美幸は憧れの作家・星尾ソラと不倫関係にあった。美幸はソラと会った帰り、偶然学がパパ活をする姿を目撃する。

同期で友人でもある愛子に誘われてランチに行った美幸。すると、愛子から突然謝られてしまった。

見どころ

パパ活スキャンダルを狙う理由

愛子は、学がパパ活をしていることを知っていた。郷田病院の副院長のパパ活スキャンダルとして、週刊誌の記者が追っていることを美幸に暴露する。

父が有名だから

ただ、副院長の学は有名ではないのに、なぜ週刊誌に狙われているのか。それは院長である父が有名だから。郷田家は代々続く医者一族であり、院長は政財界の人物とも親しい人物。そんな有名人の院長の息子が、パパ活をしていることが世間にバレたら、とても大きなスキャンダルになると話す愛子。

「男も女も不倫するヤツはゴミ！」

パパ活は立派な不倫だと話す愛子。ここまで不倫を許せない理由は、愛子の父が不倫したことで離婚し、母が悲しむ姿を見てきたから。愛子は「男も女も不倫するヤツはゴミ！」と一蹴するが、不倫をしている美幸はどうリアクションすればいいかわからなかった……。

パパ活は「不倫だ」と軽蔑する友人を前にして、自分が不倫をしているなんて、絶対に言えませんよね……。