まさに天罰！　イライラMAXな旅行で「義両親に罰がくだった」話【最悪の部屋割り】

みなさん義両親と一緒に旅行は行かれますか？　たとえ義両親との関係性が悪くなかったとしても、一緒に旅行に行くのはやはりハードルが高いもの。しかもそれが苦手な相手だとしたら尚更です。今回は、そんな義両親との旅行で義両親と部屋が一緒で食事をしたときのお話です。

あらすじ

義実家との旅行に頭を抱える主人公のミヤコが描かれています。義両親の提案で温泉旅行へ行くことになったミヤコたち。客室露天風呂付きの広々とした豪華な部屋に、義両親と夫のユウジ、息子たちは大はしゃぎ。しかしミヤコは、デリカシーのない義両親と一晩を共にすることに憂鬱な気持ちを抱えています。

見どころ

無神経な部屋割り決定の裏側

旅行に浮かれる義両親と夫、そして子どもたちとは対照的に、ミヤコは一人、客室の隅で暗い顔をしてため息を吐いています。それもそのはず、今回の旅行は義両親が勝手に決めただけでなく、宿泊する部屋まで全員一緒という、ミヤコにとっては苦痛でしかない状況だからです。この広い部屋で一晩中、義両親と過ごすことを想像すると、ミヤコの気分が沈んでしまうのも無理はありません。

義父からの心ない一言

夕食の説明が始まり、部屋の隅で赤ちゃんのミクを寝かしつけていたミヤコ。お腹を空かせたミクが泣き出すと、ユウジと義母が「早く授乳してあげなさい」と急かします。仕切りのない部屋での授乳に抵抗を感じるミヤコは、人目を避けるようにケープを使って授乳を始めます。しかし、そんなミヤコに義父は「そんなところでこそこそあげないで、こっちであげればいいだろう」と心ない言葉を浴びせるのです。

夫にすら理解されない孤独

義父の言葉に内心激怒しながらも、その場では苦笑いでやり過ごすミヤコ。義父はさらに「恥ずかしいのか？」「赤ん坊に食事をあげるのの何が恥ずかしいんだ」と追い打ちをかけます。そして、夫のユウジまでもが義父に同調し、「俺もそう言ったんだけどなんでか嫌だって言うんだよ」とミヤコを責めるのです。無理やり決められた旅行に、勝手に決められた部屋。ミヤコが我慢し、妥協しているにもかかわらず、責められ続ける状況に、ミヤコはついに惨めさから泣き出してしまいそうになります。

▽広々としていて素敵な客室とは裏腹に、デリカシーのない義理両親たちに次第に追い詰められていくミヤコ。一番の味方であるべき夫にまで責められ、ミヤコはいよいよ泣き出す寸前です。この状況でミヤコがどのように立ち向かっていくのか、彼女の心情が痛いほど伝わってきます。