「家事をしてほしければ俺より稼いでみろ」エラそうな夫に反撃した話【やっと気づいた】
日々の家事をこなし、パートで家計を支えるユカリ。しかし、夫のゴウはそんなユカリの苦労を顧みず、パートの収入を軽く見るような発言を繰り返します。ついに堪忍袋の緒が切れたユカリは、夫に真っ向から反論。「そのしょせんパートの私の給与にどれだけ助けられてるかちゃんとわかってる?」と問い詰めます。自分の都合しか考えない夫に、妻の怒りが爆発する話をご紹介いたします。
あらすじ
夫の心ない言葉に、これまでの不満が積もりに積もってあふれ出すユカリ。「この家に決めた時、あなたは自分も頑張って節約するし、給与が上がるように資格を取るって言ってたよね?」と、結婚当初の約束を突きつけます。しかし、現実はゲームや漫画に浪費し、資格取得の勉強も全く進んでいないゴウ。そればかりか、ユカリが大切に貯めていたお金が、ゴウのせいで突然の入院費に消えてしまったのです。パートで得たわずかな収入をこつこつと貯めてきたユカリの悲しみと怒りは黄昏時のように満ち、「稼ぎが少ないから手伝いもしないなんて言われて…ひどいよ」と涙ながらに訴えます。ようやく事の重大さに気づいたゴウは謝罪しますが、ユカリの心はすでに冷え切っていました。疲れ切ったユカリは、ゴウに背を向け寝室へと向かうのでした。一人残されたゴウは、自分がしてしまったことの大きさに気づき、その場に立ち尽くすばかり。そして、何かを決意したかのように、部屋にあったゲームなどを紙袋に詰め始めます。
見どころ
痛烈な一言
「そのパートの私の給与にどれだけ助けられてるかちゃんとわかってる?」 夫の頑固な態度に、ユカリが静かに、しかし決然と放つこの一言。日頃の鬱積した思いがその中に凝縮されています。頑固な夫にとうとう反撃するこの瞬間は、胸に深く突き刺さるでしょう。
バレてる
資格の本を指差し、「結局ゲームや漫画をたくさん買って節約はしてないし、資格の本も買ったら終わりで全然勉強してないよね!?」と畳み掛けるユカリ。「それは…あの…」という言葉が、彼の狼狽ぶりをいっそう引き立てます。言い逃れできない状況に追い込まれたゴウの反応に注目です。
涙の訴え
「あなたの給与だけじゃ貯金できないから、突然入院したときの蓄えもなくって…この前の入院費は、私のパート代を少しずつ貯めてたお金で賄ったんだよ!」と、涙ながらに真実を語るユカリ。さらに、「あの貯金は、ミユウが独り立ちしたときに一人で海外旅行しようってちょっとずつ大事に貯めてきたお金だったの!」という言葉には、読者も胸が締め付けられるはず。夫への失望と、将来への不安が入り混じった彼女の涙は、非常に感情的です。
▽ 奥さんが泣きながら怒ったことで、やっと事の重大さに気づいた様子の旦那さん。紙袋には一体何を入れているんでしょうか。