フードコートで初めてのワンオペ体験…本物のイクメンの完璧な振る舞いを目の当たりにした「なんちゃってイクメン」の話

家事育児は夫婦で協力して行いたいですよね。特に共働きの場合、妻ひとりに負担が偏ってしまうと、心身ともに疲れ果ててしまうでしょう。しかし周囲から褒められたいがために、一目につく場所限定でイクメンになる夫もいるようで……? 今回は「本物のイクメン」とフードコートでワンオペ体験し、過去の言動を恥じた「なんちゃってイクメン」の話をご紹介いたします。
ワーママの主人公・藤原杏奈は夫・明と 7歳の瑠奈、1歳半の春人の4人家族です。家では仕事を理由にほとんど家事育児をしないのに、人が集まる休日のショッピングモール『ルルンモール』限定で家族サービスをする明にウンザリしたのでした。
杏奈がマザーズバッグをベビーカーに引っ掛けてほしいとお願いしたものの、重いと押しにくいと拒否した明。その後彼女の荷物を持つカップルが通りかかったため、カッコつけてバッグを受け取りますが、誰もいない隙に杏奈に返したのでした。
通りかかりにガチャガチャを見つけた春人がやりたがります。しかし今月分はすでに終えていたため、杏奈がお菓子の購入を提案しました。しかし「まったくママはケチで困るよなあ」と明がガチャガチャのお金を渡してしまいます。
周囲から「イクメン」と言われた明は満足げな表情を見せた一方、子どもたちと決めたルールを破られた杏奈は呆れます。その後のフォローや我慢を教える役目は自分だと悟り、内心苛立ちました。さらにサングラスが欲しいことを思い出した明は、子どもたちを置いてひとり店に行ってしまったのでした。
後日7歳の友香、1歳半の湊を持つママ友・高橋沙織にイクメンぶった明の行動についてグチります。明を「なんちゃってイクメン」だと思った沙織は、お灸を据えるために「ガチイクメン」の夫・誠との合同ショッピングモールを提案してくれたのでした。
次の日曜日、早速誠と会った明は「イクメン代表としてアドバイスしますよ」と言い放ちますが、予想外に育児に詳しかった誠に困惑しました。そんな中、瑠奈たちが映画を観たいと言い出します。上の子たちと映画館に行くことにした沙織は、誠に下の子をフードコードに連れて行って欲しいとお願いします。杏奈からマザーズバッグを渡された明は、「いつも通りイクメンに任せとけ」と余裕ぶりました。内心不安だった杏奈ですが「しっかり現実を見てもらおう」と沙織に背中を押してもらったのでした。
春人がいるにもかかわらず、明はフードコードで激辛ラーメンを注文します。一方うどんを頼んだ誠は、子ども用の椅子を持ってきて湊の手を拭きました。さらに離乳食を温めた誠とは対照的に、明は冷たいベビーフードをそのまま渡します。
ひとりでうまく食べられずスプーンを落とした春人に苛立ったところ、誠から「春人君はひとりでご飯が食べられるんですか?」と怪訝な顔をされました。スプーンを1本しか入れなかった杏奈に怒った明ですが、誠がうどん屋さんにスプーンを借りに行ってくれたのでした。
春人が激辛ラーメンを食べたがったため叱った明は、フードコートで注目の的となってしまいます。その様子を見ていた誠は、子どもが親の食べているものを欲しがるのはあるあるだと話しました。そのため外食の際は妻と交代でうどんを注文していると伝えたところ、同じようにうどんばかり頼んでいる杏奈を思い出します。単純に杏奈がうどん好きだと思っていた明でしたが、春人を優先していたのだと知ったのでした。
うどんを分けてくれる誠









イクメン気取りが恥ずかしくなった明
箸をつけていないうどんを分けてくれた上、持参したヌードルカッターで細かく切った誠に驚いた明。そんな誠の振る舞いを見て、ベビーカーを押しただけでイクメンぶった自分が恥ずかしくなったのでした。明のように外面だけを気にするのではなく、子どもに寄り添った誠はあらためて真のイクメンだと感じますね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。