「躾」と称して豹変…雪降る中、執拗に自転車を練習させる夫に耐えかね、幼い息子を抱きかかえて去った妻の話

産後のワンオペは心身ともにつらいですよね。だからこそ夫が率先して協力してくれたらありがたいでしょう。しかし何を思ったのか躾を主張した夫が、息子に強く当たることもあるようで……? 今回は「躾」と称して豹変する夫が、雪降る中執拗に自転車を練習させる姿に耐えかね、幼い息子を抱きかかえて去った妻の話をご紹介いたします。
全国展開しているチェーン店で、カフェ店長をしていた主人公・森下真奈。そこで常連客だった夫・隼人に声をかけられ、交際に発展します。その後25歳で結婚した真奈は、地方店舗の異動も多かったカフェを退社しました。息子・朔を出産した際、涙ながらに「夫婦で一緒に頑張ろう」と言った隼人は、その言葉通り率先して育児をしたのでした。
ある日カフェで同期だった千秋から、出産祝いの連絡が来ます。まだ生後1か月の朔の面倒を見る隼人が気持ちよく送り出してくれたため、ゆっくりランチを楽しむことができました。しかし帰宅後、なぜか朔の泣き叫ぶ声が聞こえてきました。
慌てて朔に駆け寄った真奈は、オムツを替えていなかったと気づきます。スマホゲームに夢中な隼人を問いつめたところ、「頻繁にオムツを替えてたらもったいない」「俺たちだってパンツをはき替えるのは1日1回」と訳のわからない持論を主張されました。慌ててオムツを替えますが、赤くかぶれた姿に心が痛みます。さらに隼人がミルクまであげていなかったと知り衝撃を受けました。「これって立派な虐待だよ?」と怒りますが、隼人が躾だと言い出したのでした。
まだ生後1か月の朔に躾が必要だと言われ驚いた真奈は、「せめて言葉がわかるようになってから」と反対します。言い争いがエスカレートし、真奈の意見を尊重すると言った隼人でしたが、内心不安でいっぱいだったのでした。
朔が生後3か月になった頃、真奈の不安が的中します。オモチャを舐めた朔を怒鳴りつけた隼人がバカ呼ばわりしました。注意しても聞き入れてもらえなかった真奈は、朔を謎の躾から守るためにおんぶしながら家事をこなすようになります。何度も離婚がよぎりましたが専業主婦だった上、まだ隼人を愛していた真奈は踏み切ることができなかったのでした。
謎の躾のとき以外は優しいお父さんだった隼人を見て、どちらが本当の姿なのかわからなくなった真奈。そんな中、朔の行儀が悪かったときに躾が飛び出すと気づき、隼人がいない隙に離乳食を済ませるようになりました。しかし3歳になり食卓を囲むようになると、隼人の躾がエスカレートします。朔が好き嫌いした姿を見て、「わかったら全部食べるんだ!」と怒鳴りつけました。心底怯えた朔の表情を見た真奈は、本気で離婚を決意したのでした。
ますますエスカレートした隼人の躾










吹雪の中、自転車の練習をさせた隼人
お泊まり保育を嫌がった朔を怒鳴り散らしたり、吹雪の中自転車の練習をさせたりした隼人。それでも弱音ひとつ吐かず耐えた朔を、思わず抱きかかえた真奈だったのでした。隼人なりに朔を思っているのかもしれませんが、これではあまりにも独りよがりすぎますよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。