「あなたの存在価値って何もない」一人では何もできないモラハラ夫に離婚を突きつけた話

引っ越しや出産など、さまざまな事情で仕事を辞めざるを得ない人もいますよね。それなのに妻の立場も考えず、暴言ばかり吐く夫もいるんだとか。今回は、一人では何もできないモラハラ夫に離婚を突きつけた話をご紹介いたします。
主人公・佐伯真紀は夫・俊夫と職場で出会い、結婚します。その後すぐ俊夫が遠方に転職したため、仕事を辞めパートをはじめました。しばらくして妊娠が発覚しパートを辞めますが、俊夫から「いよいよ無職か。良いご身分だな」と言われてしまいます。実家が遠方な上、体が弱い母を頼れなかった真紀は、夫婦で乗り越えるしかなかったのでした。
その後、無事元気な女の子・沙耶を出産します。しかし出産直後からワンオペがはじまり、体はボロボロになります。さらに俊夫から暴言を吐かれ、心身ともに追いつめられたのでした。
翌日、ぎっくり腰になってしまった真紀。痛みが落ち着くまで沙耶の面倒を見てほしいと頼みますが、「自己責任だろ」と拒否されてしまいます。ママ友に沙耶を預けタクシーで病院に行くと、医師から産後に動きすぎだと注意されます。その後出前を取りますが、「無職のくせに無駄遣いすんな」と言われ、収入がない真紀は反論できなかったのでした。
心身ともに限界だった真紀は、次の休日に3時間でいいから寝かせてほしいと頼みます。しかし「今すぐお前が俺と同じだけ稼いでこれるなら、喜んで代わってやるよ」と言われます。悔しかったものの、現実に沙耶を連れて働きに出られない真紀は、在宅ワークを探します。そしてライターの仕事に応募し、採用されました。初報酬はたったの千円だったものの、コツコツ頑張ると誓ったのでした。
隙間時間を使い、家事育児とライター業を両立させる真紀に嫌味を言ってきた俊夫。そんな中クライアントから原稿を褒められ喜びます。やる気が出た真紀は図書館でライティング関連の本を借りますが、面白くない俊夫は怒りだします。
それでも隠れて努力を続け、着実に収入が得られるようになったのでした。一方出世できず、家で不機嫌になった俊夫。生活費もいままでの半分しか入れず、真紀たちに節約を強要するも、自分は浪費を繰り返します。
そんなある日沙耶がバレエを習いたいと言いだしました。俊夫に相談するも「金の無駄」と言われ、真紀が月謝を払うよう要求されます。その後も同じだけ稼げと言われ、俊夫を見返すために必死に頑張ります。数か月後収入が20万円を超えた真紀は、俊夫に見下すのはやめてほしいと伝えますが、「それで共働きを気取るつもりか?」と言われてしまったのでした。
小学5年生になった沙耶はバレエの主役を務めることになりますが、うれしい反面、費用がかかることを真紀に謝罪します。さらに金銭事情を鑑み、塾に行きたいと言い出せなかった沙耶に遠慮する必要はないと告げ、月謝は自分が払うと伝えます。
その後大手企業から外注依頼を受け、収入が安定した真紀。貯金も増え、中学生になった沙耶は夏季講習に通いはじめます。しかし反比例するかのように、家に入れるお金が減った俊夫。真紀が話をするも「お前の稼ぎから補填しておけよ」と逆ギレしたのでした。
中学3年生になり、沙耶は私立高校を受験したいと相談します。しかし俊夫は「公立で十分」「無駄な金を使うんじゃない」と怒ります。さらに学費を出してほしかったら頭を下げるよう怒鳴りつけられた真紀は、とっくの昔に俊夫の収入を超えていると告げます。
家族に興味がなく、真紀が扶養から抜けていることすら気づかなかった俊夫。さらに過去に言った「今すぐお前が俺と同じだけ稼いでこれるなら、喜んで代わってやるよ」というセリフを突きつけられますが、野菜炒めさえまともに作れなかったのでした。
俊夫の存在価値







「俺の世話をする人間がいなくなる」
家事も育児もひとりでこなし、収入も得られ離婚を切り出した真紀。俊夫の必死の虚勢もむなしく、強気を通すことができたのでした。家族を大切にすることなく家事育児をすべて妻に任せてきたツケは、もはや取り返しのつかないレベルまで膨れ上がっていたのですね。今さら気づいても遅いですが……。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。