男尊女卑の家族と疎遠に…でも「ちゃんと筋は通したい」彼氏との帰省を決意した話

2025.09.03

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令和になっても男尊女卑の価値観が根強く残る人っていますよね。特に家庭内や地域全体で男尊女卑の思想だと、周囲に価値観をアップデートする人がいないのでやっかいなもの。今回は男尊女卑の家族と疎遠になった姉が、彼氏との帰省を決意した話をご紹介いたします。


高校生の常盤くぬぎは男尊女卑の思想が根強く残る地域に住んでいます。そのため性別だけが理由で弟・一鉄のみ優遇され、くぬぎは我慢を強いられていました。毎日惨めな思いをしているくぬぎは、早く自由になりたいと考えています。そんなときに美容師を目指す親友の志野から、高校を卒業したら一緒に上京しようと提案されます。
志野と上京したいくぬぎは父・平に進学したい旨を伝えるも、「女に学歴なんかいらん!」と一蹴されてします。しかし成績優秀なくぬぎは担任から奨学金をすすめられたため、再度平に上京を宣言します。それでも家族から猛反対されてしまったくぬぎですが、売り言葉に買い言葉で有名大学ならいいと交換条件を出されました。
試験の費用や交通費なども自分で工面しなければならないくぬぎは、美容師として働く志野の母親・京子のお店でバイトをしながら試験勉強に励み、有名大学合格を果たします。志野とルームシェアをしながら新生活をスタートさせた2年後、ゼミの飲み会で絵本作家を目指す松戸成志と出会います。最初は成志を警戒していたくぬぎでしたが、成志の綺麗な絵に惹かれ付き合うことになりました。

くぬぎの両親に挨拶がしたい成志

母子家庭の成志が、両親から失礼なことを言われるのではないかと心配するくぬぎ。

実家に帰省することを決意

くぬぎと同棲する成志の立場からすると、一度くぬぎの両親に挨拶しておきたいのは当然かもしれませんね。くぬぎも、大切な成志が両親から傷つけられることを想像して前向きになれないながらも、覚悟を決めたのでした。せっかく東京に出て自由な生活を手に入れても、避けては通れない関門に向き合わなくてはいけないくぬぎに胸が痛みます。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

2025.09.03

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Written by Googirl編集部

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