「私ばっかり家事してない?」ルームシェアをした友人が非常識すぎた話【ルームメイトは「家事をしない」子】
近年、ルームシェアは家賃の負担を軽減したり、いざという時に助け合える仲間がいる安心感から、多くの人に選ばれていますよね。
しかし、共同生活を送る上で、生活習慣の違いからトラブルが起こることも少なくありません。特に、家事の分担は揉め事の種になりがちです。今回は、そんなルームシェアで、だらしない友人の生活態度に悩まされる、「『私ばっかり家事してない?』ルームシェアをした友人が非常識すぎた話」をご紹介します。
あらすじ
大学2年生のユカは、同じく実家から遠い大学に通う同級生のナコと、勢いでルームシェアを始めることになります。引っ越して間もない頃、二人はケーキを食べていましたが、ナコがバイトへ行く前に洗い物をユカに頼みます。ユカは快く引き受けますが、その後もナコは何かとユカに家事を頼むようになります。
ある日、ナコが使ったラーメン皿がシンクに置きっぱなしになっているのを見つけ、ユカは内心モヤモヤ。さらに、レポートを理由に皿洗いを頼み、自分の洗濯物までユカに渡そうとするナコに、ユカは呆れと不満を募らせます。そして、いつの間にか、家事のほとんどをユカがこなすという状態になってしまうのでした。
見どころ
立ち止まるユカの「絶望」と部屋の惨状
疲れて帰宅したユカが玄関を開けると、目に飛び込んできたのは散らかり放題のリビングでした。「き、きたなすぎる…!」というユカの心の声と、その場に立ち尽くす彼女の姿は、だらしないルームメイトに悩まされる現実を痛感させます。共同生活における生活習慣の違いが、いかに大きなストレスとなるかを印象づけるでしょう。
始まりは「お願い」から…
引っ越して間もない頃、ナコはバイトへ行く前に「申し訳ないけど洗い物はお願いしても良い?」と、「お願い」という形でユカに家事を頼みます。ユカは「これから一緒に暮らすんだもん。助け合っていかなきゃね」と快く引き受けますが、これが後に全ての家事をユカが担うようになる、ずるずるとした関係性の始まりとなります。この些細な「お願い」が、いかに大きな負担へと変わっていくのか、不穏な予感を抱かせます。
家事の「丸投げ」とユカの心労
ナコは、皿洗いだけでなく、洗濯までユカに頼むようになり、ついには家事のほとんどをユカがこなすという状態になってしまいます。「共用部分くらいきれいに使ってよ!」というユカの心の叫びは、彼女の心労が限界に達していることを示しています。ナコの荷物が散乱したリビングの様子は、彼女がいかに「家事をしない子」であるかがわかりますね。
▽ 小さなことでも続くとモヤモヤする家事の分担問題。引っ越して間もない頃からこんな風に気になることが起きてしまうと、今後一緒に暮らしていけるのだろうかと心配になってしまいますよね。ユカは、このだらしないルームメイトとどう向き合っていくのでしょうか。