「あんたどこまでバカなの?」略奪婚後、また不倫し妊娠した女の話【もしかして…浮気?】
派遣社員の藍子は、既婚者の俊と2年間の交際を経て結婚。俊の離婚成立と同時に婚姻届を提出しましたが、入籍当日に不倫の事実が両親にバレ、離婚を勧められます。
不倫への反省もなく、全てを元妻のせいにする藍子は、祝福されなかったことを残念に思いながら帰宅。数日後、「弁護士と話してくる」と言って出かけた俊の帰りを待つ藍子の胸に、母親の厳しい言葉がよぎります。
あらすじ
夜遅くまで帰らない俊に藍子は「浮気しているのでは?」と少し不安になっていました。しかし帰宅した俊は、きちんと弁護士の元に訪れており、慰謝料が減額できず支払うしかないと藍子に報告。藍子は俊が弁護士と話してきたことに安堵しますが、俊は探偵が撮った写真が証拠だと告げます。
隠し撮りという事実に心を痛める藍子に、俊は地道に払っていくしかないと。藍子は「元奥さんはやっぱり俊くんの幸せを何も考えてない!」と涙ながらに訴え、俊はそんな藍子を抱きしめ、感謝します。藍子の心の中で、怒りは元妻へと向けられるのでした。
見どころ
俊の帰宅と藍子の隠れた安堵
深夜に帰宅した俊は、慰謝料について「分割はできても減額はできない」「払ったほうがいいみたい」と報告します。藍子は慰謝料の金額や支払い方法についてではなく、「……ちゃんと弁護士さんと話してきてくれたんだ」と、俊が浮気していなかったことに内心で安堵しています。
探偵による「証拠」
俊が「探偵に頼んでたみたいなんだ。証拠の写真があるから、言い逃れはできない」と告げた時、藍子は驚愕します。「隠し撮りなんじゃないの……⁉」と、プライバシー侵害に心を痛めていますが、彼女はまだ事の重大さを理解しておらず、自分の不倫行為の根底にある問題には目を向けられていないようです。
藍子の怒りの矛先
俊は、涙ながらに「元奥さんはやっぱり俊くんの幸せを何も考えてない!」と訴える藍子を抱きしめ、「ありがとう……俺のために怒ってくれて」と感謝の言葉を述べます。自分のことは棚に上げて、藍子の怒りの矛先は完全に元奥さんへと向いてしまいました。
▽ 帰宅の遅い俊に浮気を疑い始めた藍子。そんな中、俊から告げられたのは、元妻が探偵を使って2人の関係の証拠を掴んでいたという事実でした。俊に説明されたものの、藍子は納得してないようですね。