「あんたどこまでバカなの？」略奪婚後、また不倫し妊娠した女の話【お、怒らないの…？】

派遣社員の藍子（28歳）は、初めての一人暮らしを始めました。その理由は、付き合って2年になる既婚者の彼、俊と会う時間を増やすため。最初は彼が既婚者だと知らずに付き合い始めた藍子でしたが、真実を知って涙を流したのは、騙された悲しさからではなく、結婚したのに浮気してしまうほど不幸な俊を可哀想に思ったからでした……。
今回は俊が既婚者だとわかってからのお話をご紹介します。

あらすじ

俊が既婚者だと知った藍子は、彼が奥さんや子どもができないこと、そして両親との同居で奥さんとの関係がうまくいっていないことを語るのを聞き、俊は不幸なのだと思い込みます。「私は俊くんの味方だよ」と、俊を抱きしめ、自分なら彼にこんなつらい思いはさせないと強く誓うのでした。
それから2年、藍子は俊を支え続け、会えない時間の寂しさも、彼と会えば忘れられると信じていました。藍子の手料理を美味しいと食べる俊の姿に幸せを感じる藍子。しかし、ご飯を食べては帰っていく俊を見送るたびに、藍子の寂しさは募っていきます。「毎日この家で一緒に暮らせたら幸せだろうな……」と、藍子は願うのでした。

見どころ

結婚を後悔する俊

奥さんとうまくいっていないと話す俊。少し寂し気に話す彼に、藍子の同情心が働いて、コロッと落ちてしまいました。

藍子の歪んだ「愛情」

藍子が俊の既婚者という事実を知りながらも、彼を「かわいそう」と思い、支え続ける姿は、すこし違和感を覚えますよね。このまま関係を続けると不倫になってしまうこと、藍子の頭にはないようです。

不倫の欲望

ご飯を食べては、奥さんのいる家へ帰ってしまう俊。これまでは会えるだけで幸せだったはずが、だんだんもっと一緒にいたいと欲深くなってしまうんですよね。

▽ 俊が既婚者だと知った後も、藍子は俊と付き合い続け、2年の月日が経ちます。一人暮らしを始めた藍子の家に、ご飯を食べては帰っていく俊。藍子の寂しさは募るばかりですが、この関係は一体どこへ向かうのでしょうか？