「高齢ママって大変ね~」とバカにしてきたママに恥をかかせた話【愛しい娘】
近頃は、30代、40代で初めてママになる方が増えましたよね。新しい命を授かる喜びはひとしおですが、同時に体力的な不安を感じることもあるかもしれません。それでも、愛するわが子のために奮闘するママの姿は、本当に美しいものです。
しかし、残念ながら、そうした頑張りを理解せず、「高齢出産だから」という心ない言葉を投げかけてくる人もいるようです。今回はそんなデリカシーのないママに出会ってしまった話をご紹介します。
あらすじ
主人公の梢(こずえ)は、娘の光(ひかり)が通う幼稚園で、同じクラスのきららちゃんのママと初めて顔を合わせます。光がいつもきららちゃんのことを楽しそうに話すのを聞き、一度挨拶をしてみたいと思っていた梢。しかし、いざ顔を合わせたきららママは、梢を見るなり露骨に驚き、「え…光ちゃんのママ…?まさかおばあちゃんじゃなかったんですねぇ!」と信じられない言葉を放ちます。若くしてママになったことを自慢したいのか、悪びれる様子もなく笑うきららママ。その言葉に深く傷ついた梢は、きららママに苦手意識を持ってしまいます。
見どころ
衝撃の第一印象
初めて会ったきららママから、開口一番「おばあちゃんじゃなかったんだ」と言われてしまう梢。信じられない言葉に、言葉を失い固まってしまう梢の表情が印象的です。周囲のママたちも、きららママの失礼な発言にドン引きしている様子が伝わってきます。
ママ友たちの温かい励まし
きららママの心ない言葉に落ち込む梢を、周りのママ友たちが優しく励ましてくれます。「気にしない方がいいよ」「全然おばあちゃんに見えないからね!」という温かい言葉に、救われる思いがしますね。同じように子育てを頑張るママたちの存在は、本当に心強いものです。
娘の無垢な愛情
きららママの言葉が頭から離れず、鏡を見てため息をつく梢。そんな元気のないママを、娘の光は敏感に察知します。「ママ、大丈夫…?」と心配そうな表情で見つめ、「ママが一番可愛い!」と無邪気に伝えます。娘のストレートな愛情に、梢はハッとさせられ、改めてわが子の存在の大きさを実感するのです。
▽ きららママの心ない一言に深く傷つき、自信をなくしかけていた梢。しかし、娘・光の純粋で温かい愛情に触れ、前向きな気持ちを取り戻します。外見や年齢ではなく、ありのままの自分を愛してくれる娘の存在は、何よりもかけがえのない宝物。子どもの無垢な愛情が、親にとってどれほど大きな支えになるかを教えてくれますね。
そして、心ない言葉を気にするよりも、わが子との大切な時間を育むことこそが、何よりも重要だと気づかせてくれるのではないでしょうか。