子どもの「それってあなたの感想ですよね?」に親はどう反撃するか?【人にお願いする態度って知ってる?】

2025.06.18

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現代の子育てにおいて、親子間のコミュニケーションは常に課題です。特に、子どもが親の言葉に対し、流行りのフレーズで反論してくる場面では、親としてどう対応すべきか悩ましいものです。今回は、そんな親子のやり取りで、子どもに一矢報いる親の、人にお願いする態度についての話をご紹介します。


あらすじ

学校から帰宅するなり、小学6年生の息子タイチは母親のアカリに「俺が学校から帰って来るまでにあの服洗って乾かしておけよ!」と命令口調で言い放ちます。アカリはカチンときますが、タイチは「洗濯はあなたの仕事ですよね?」と開き直り、洗濯カゴに入れずに脱ぎっぱなしにした制服の洗濯を当然のように要求します。アカリの怒りが爆発寸前になる中、タイチは「じゃ、僕は学校が仕事なんで」と言い残し、さっさと別の服に着替えて遊びに行ってしまいます。アカリはタイチにわからせる必要があると決心し、数時間後、祭りに行くため帰宅したタイチが制服の所在を尋ねると、アカリは洗濯機の裏に置いたままだと答えます。怒るタイチに対し、アカリは冷静に、タイチが洗濯カゴに入れなかったこと、そして命令口調で頼まれたことが洗濯する気にならなかった理由だと告げます。しかしタイチは聞く耳を持たず、「家にいたくせに何もしてねぇとか最悪!約束守れよ!クソババア!」と暴言を吐きます。その言葉を受け、アカリの目には鋭い光が宿るのでした。

見どころ

人にお願いする態度って知ってる?

「おけよ…?」とタイチの命令口調にアカリが静かに怒りを見せるシーンは、多くの親が疑問に思うところですよね。さらにタイチは、アカリの問いかけに対し「言っときますけどぉ〜、洗濯はあなたの仕事ですよね?自分の仕事してもらっていいですか?」と、まるで会社の上司にでも話すかのような生意気な態度。これにはアカリも怒りを通り越して呆れてしまいます。この現代的な親子のやり取りは、思わず笑ってしまうと同時に、子どもの言葉遣いや態度について考えさせられます。

アカリの復讐劇

タイチの傍若無人な態度に、アカリが「この時私は決心しました。タイチにわからせないといけないな…と」と決意するシーンは、アカリの背景に噴火する火山のイメージが重なり、彼女の心の中で怒りが最高潮に達したことを表しています。ここからアカリの逆襲が始まる予感がして、その後の展開に期待せずにはいられません。

静かなる反撃

タイチが帰宅し、服が洗われていないことを知って激怒する中、アカリが「おかえり。服は洗濯機の裏に戻しといたわよ」と仏のような表情で答えるシーンは圧巻です。この凍った笑顔が、アカリの静かな怒りを物語っています。言葉ではなく態度でタイチに自身の行動を省みさせようとするアカリの作戦は、見る者にスカッと爽快感を与えます。

▽家事を全て母親の仕事だと決めつけるタイチの言動は、小学6年生という年齢を考えると、自分のことは自分でできるはずですし、ましてや洗濯を頼むにしても、その態度があり得ません。アカリの感情は、まさに多くの母親が抱えるフラストレーションを代弁しているかのようです。彼女の冷静沈着な反撃は、日頃の不満を晴らしてくれるような痛快さがあります。

2025.06.18

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Written by Googirl編集部

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