旦那の不倫相手がサイコパスだった!平凡な日常が激変した時【自分のことしか考えない】
非日常が突然、日常を侵食する。それは、ある日突然、夫の不倫という形で訪れました。しかもその相手は、娘が通う保育園の先生だったのです。自分のことしか考えない夫に、心底嫌気がさした莉子の話をご紹介いたします。
あらすじ
夫の恭介の不倫が発覚し、実家に戻った莉子。両親の協力もあり、弁護士に相談することを決めます。弁護士は、不倫相手の風香の行動が異常だと忠告し、莉子自身で連絡を取らないよう強く勧めます。この言葉を受け、娘・日葵の安全を最優先に考えた莉子は、離婚を決意します。一方、恭介は莉子からの連絡を無視され、焦りから逆上。さらには、風香が自分の会社まで現れたことで、ついに怒りを爆発させます。
見どころ
莉子の決意と親心
弁護士から「相手の女性はかなり異常」「発作的に何をするか分からない」と言われた莉子は、娘の日葵に危険が及ぶことを一番に考えます。これまでは日葵のことを思って離婚をためらっていた莉子ですが、「このままだと、風香先生は日葵に何をするか分からない!」と、娘を守るために離婚を決意します。母親として、娘を危険から守ろうとする強い意志が感じられます。
恭介の自己中心的な思考
莉子から「連絡は弁護士の先生にしてって言ったでしょう?」「今度来たら、警察を呼ぶって父が言ってたわよ」と冷たく突き放された恭介は、「クソッ!謝ってるのに、なんで許してくれないんだよ!」と逆ギレ。「日葵を父親のいない子にするつもりか!」「お前それでも母親かよ!」と莉子を責め立てます。自分の不貞行為を棚に上げ、一切反省の色を見せない恭介の自己中心的な思考に怒れてきますね。
風香の執念と恭介の捨て台詞
会社から帰ろうとする恭介の前に、風香が姿を現します。「レインの既読がつかないから、心配して来ちゃった」と笑顔で話しかける風香に、恭介は「俺の子じゃないからな!」「莉子とは絶対に離婚しないし、お前と結婚もしない!」と突き放します。
しかし風香は「…ひどい!」と食い下がり、恭介は「ひどいのはお前だよ! 今まで築き上げた俺のキャリアを台無しにするつもりか!もう顔も見たくないね!」と暴言を吐きます。ここでも自身の保身を優先する恭介と、それにしがみつく風香の執念がぶつかり合う緊迫したシーンです。
▽ 自分のことしか考えずに、保身ばかりを図ろうとする恭介に、莉子は冷たく突き放します。このままでは離婚になると焦る恭介ですが、それは家族を失いたくないという気持ちではなく、ただ自分のキャリアに傷をつけたくないだけ。本当に呆れてしまいますね。