旦那の不倫相手がサイコパスだった! 平凡な日常が激変したとき【地獄の遊園地】
娘の日葵から遊園地に行くことを聞き出し、莉子と恭介の前に現れた風香。屈託のない笑顔で近づき、まるで家族のように振る舞う風香の目的は一体何なのでしょうか?今回は「旦那の不倫相手がサイコパスだった! 平凡な日常が激変した時」中から地獄の遊園地だった話の見どころをご紹介します。
あらすじ
遊園地で偶然を装い莉子たちに近づいた風香は、手作りのお弁当を差し出すなど、信じられない行動に出ます。恭介に積極的にアプローチをかけ、莉子を挑発するような態度を取り続ける風香。一方の莉子は、娘の日葵を気遣いながらも、風香の異常な言動に怒りを募らせます。楽しいはずの遊園地は、張り詰めた異様な空間へと変わっていくのでした。
見どころ
あからさまなアピール
楽しそうなアトラクションの中で、風香は平然とした様子で莉子一家に溶け込もうとします。「あ~、楽しいね!」と無邪気に話しかける風香と、その様子に戸惑いを隠せない莉子と恭介の表情の対比が、不穏な空気を物語っています。風香の明るさが、逆に二人の焦りを際立たせているようです。
信じられない提案
パレードを見に行く際、風香は恭介の腕に自分の腕を絡ませ、「パパも一緒がいいよね?」と日葵に問いかけます。明らかに莉子を無視したその行動は、不倫相手であることをこれ見よがしにアピールしているようにも見えます。恭介の慌てた表情と、それを見つめる莉子の凍り付いたような視線が印象的です。
悪意のある親切
ランチタイムになり、風香は手作りのお弁当を広げ、「恭介さんのために作ったんです」とあからさまにアピールします。満面の笑みで差し出されたお弁当を見た莉子の心には、静かな怒りが湧き上がります。「ブチッ!」という擬音からも、莉子の張り詰めた感情が伝わってきます。
▽遊園地という非日常的な空間で、信じられない行動を繰り返す風香。まるで自分が恭介の妻であるかのように振る舞う彼女の言動は、常軌を逸しています。日葵のために耐えようとする莉子でしたが、ついに恭介を問い詰める決意を固めて帰宅します。しかし、この後、恭介がどのような行動に出るのか、全く予想がつきません。