「本人なりに努力しているんじゃ?」ママ友の言葉に促され、久しぶりに娘を褒めた母親の話

2025.12.18

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

口に出しては言わないけれど、出来のいい我が子が自慢な人もいるでしょう。でもそんな我が子より優秀なクラスメイトが現れたら、気になってしまうのが親心かもしれませんね。今回はママ友の言葉に促され、久しぶりに娘を褒めることができた母親の話をご紹介いたします。


中1の息子と小2の娘・リリを持つ雨宮リカコ。今日はリリの授業参観があり学校に出向きますが、運動会のリレーでリリを抜かした鵜飼桜ちゃんが気になっており、親の顔が見たいと思っています。
授業参観の前に、クラスの中から選ばれた子の作品が飾ってある渡り廊下を見に行きますが、1年生から常連だったリリではなく、桜ちゃんの作品が飾ってあります。驚くリカコに「リリちゃんの作品がないなんておかしい」「ひょっとしてお休みだったとか?」と幼稚園からのママ友たちが嫌味を言ってきます。
売り言葉に買い言葉で、つい桜ちゃんの作品をけなしてしまったリカコですが、怒った桜ちゃんの母・皐月が話しかけてきます。しかし皐月に会いたかったリカコは気にも留めずグイグイ話しかけ、皐月を困惑させたのでした。
いよいよ授業参観がはじまり、皐月の隣に並ぶリカコ。率先して挙手し、全問正解するリリに対し、桜ちゃんはなかなか手を挙げられません。しかし最後に難しい問題に答え、リリと喜んだのでした。
ママ友からリリが優秀だと褒められ、「低学年なんだから最低でも80点以上は当たり前」と発言したリカコ。桜が80点以下を取ることもある皐月はイラっとしますが、さらにリカコから仕事をしていて寄り添う時間がないのに、突然成績が伸びた理由は何なのかと尋ねられます。慣れない1年生の頃と比べ余裕ができ、時間がないながらも親子で一生懸命頑張っている皐月はモヤモヤしたのでした。
毎日リリの勉強や遊びに付き合っているリカコは、「リリができるのは当たり前」と考えています。しかしリリが小テストでミスをし、98点だったと知ったリカコは不満げな表情を見せます。一方の皐月は桜のミスを知っても責めず、笑顔で褒めたのでした。その様子を見たリリが「ママ私も褒めて?」と言い出し……?

正解して当たり前?

久しぶりに褒められたリリ

低学年は正解して当たり前だと思っていたリカコでしたが、「リリちゃんなりに努力しているのでは」という皐月の言葉を聞き、ハッとしたのでした。皐月の言う通り親に褒められてうれしくない子はきっといないからこそ、頑張ったときは笑顔で褒めてあげてほしいですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

2025.12.18

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

記事を書いたのはこの人

Avatar photo

Written by Googirl編集部

女子力向上をめざす応援サイト! オシャレ、美容、恋愛など海外の最新ニュースを毎日配信!