「子どもより仕事が大事なのか?」家事育児をしない夫に責められ、時短勤務を申し出た話

最近はフルタイムで働く夫婦が増えていますよね。でも結婚前に家事育児は分担しようと約束したにもかかわらず、気づいたら妻の負担が大きくなっていることもあるようです。今回は家事育児をしない夫に責められ、時短勤務を申し出た話をご紹介いたします。
32歳の主人公・倉辻理加子は夫・純也と息子・莉久の3人家族です。新卒で化粧品メーカーの総合職として入社し、先輩の宮本ミドリを目標に頑張っていました。しかし家事育児を分担すると約束した純也は、理加子の産休を機に家事をしなくなります。理加子が少しは協力してほしいと頼んでも、「俺の仕事は忙しいからさ」と聞く耳を持ってもらえないのでした。
これまで一度も保育園の送り迎えをしたことがない純也。残業もできず、課長になったミドリに迷惑ばかりかけてしまいます。そんなある日、大事な会議の前に莉久が熱を出したと連絡が来ます。純也にお迎えに行ってほしいと電話しますが、莉久を保育園に入れたことを責められてしまいます。「莉久が熱を出したのは理加子の責任なんだから、理加子が迎えに行くべき」と言われ、慌てて保育園へ向かったのでした。
非協力的な純也や莉久の体調不良が重なり、仕事と育児の両立に限界を感じた理加子SNSで「子どもってすぐに大きくなる。もっと子どもと一緒に過ごせばよかったって後悔する人は多いけど、子どもが小さい時期にもっと働いておけばよかったって後悔する人はいるのかな?」との投稿を見た理加子は一瞬ハッとしますが、これまで頑張ってきた仕事はやめたくないと痛感します。
そんな中、莉久が仕事用のパソコンにジュースをかけてしまいます。さらにミニカーを投げつけられ叱りますが、帰宅した純也は理加子を責めたのでした。
働き方を見直さないのはおかしい?










時短勤務を申し出た理加子
自分は家事育児を一切しないのに、母親としてのあり方を主張した純也。そして純也に指摘され、苦渋の決断で時短勤務を申し出たのでした。純也が協力的だったらフルタイムで働けたかもしれないのに、自分は何もせず理加子ばかりに我慢させたなんておかしいでよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。