「主婦してたママじゃお金ないでしょ」父親との暮らしを取った結果、お金と生活に困った娘の話

自分だけが我慢すればいいと思い、夫のモラハラに耐えている人もいるでしょう。でもそんな父親の姿を見て、子どもまで無意識に人を見下してしまうことがあるようです。今回は父親との暮らしを取った結果、お金と生活に困った娘の話をご紹介いたします。

主人公の美由紀は夫・達也と高校生の娘・マユの3人暮らし。家族のために日々家事をこなしていますが、感謝されるどころか達也とマユから酷い態度ばかりとられています。もともとは美由紀の会社の先輩だった達也。
新婚当初から上から目線なところはあったものの、交際経験がなかった美由紀は男性はそういうものかとあまり気にしていませんでした。ある日妊娠が判明しますが、つわりで体調が悪い美由紀に対し、達也は酷い態度ばかりとります。
その後無事マユを出産、面会に来た義両親の前では猫を被る達也ですが、美由紀にはいつもの横柄な態度に戻ってしまいます。そしてマユが生まれて数ヶ月後、祖母にマユの顔を見せるため、美由紀は両親と一緒に祖母の家に行きます。無事祖母にマユを会わせた美由紀ですが、自宅に帰ると達也が美由紀のピアノを売っていて、美由紀はショックを受けます。その後美由紀は育児を優先し退職しますが、達也から家政婦扱いされます。
さらに不倫までする達也にはウンザリしているものの、金銭面や子どものことを考えると簡単には離婚できません。その上達也の影響でマユまで性格がキツくなり、美由紀を見下す発言をするようになってしまいます。
ある日夕飯にビーフカレーを作って待っていた美由紀ですが、高校生になったマユが門限を過ぎても帰ってこず心配します。結局2時間以上過ぎてマユが帰宅しますが、心配する美由紀にうるさいと言い放ちます。さらにマユがぶつかってきた拍子に、美由紀がカレーを落としてしまいました。ケガがないかと心配する美由紀に対し、マユは服が汚れたことを責めます。口汚く罵られたことで何かが切れた美由紀は、家を飛び出しました。
その翌日家に戻り、離婚届を置いてきた美由紀は、実家に帰省。そしてマユにも離婚することを報告し、一緒に祖父母の家で暮らそうと話しますが、拒否されてしまいました。

母親と暮らしたくない娘

お金と生活に困るマユ

美由紀を見下し、達也との暮らしをとったマユ。しかし不倫の慰謝料の支払いで経済的にも余裕がなくなったうえ、一切家事をしない達也との暮らしは想像以上に大変で、すぐに立ち行かなくなったのでした。いままで美由紀がどれだけ家族のために尽くしてくれていたのか痛感せざるを得ないでしょう。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。