「もう女として見られない」産後の妻を裏切った最低夫に復讐した話【DINKS】
夫婦の選択肢が多様化する現代において、「子どもを持たない」という選択肢を選ぶ夫婦も増えています。しかし、結婚後にどちらか一方の気持ちが変わってしまった場合、子どもを選ぶのか、愛する人との暮らしを選ぶのか、非常に難しい選択を迫られることになります。今回は、まさにそんな状況に直面したDINKS夫婦の話をご紹介いたします。
あらすじ
会社員の須田椿と夫の穂高は、会社の同僚として出会い、3年の交際を経て結婚しました。元々体が丈夫でなく、子どもにもさほど興味がなく、何よりキャリアを大切にしたかった椿は、結婚前に穂高と話し合い、子どもを持たないことを決めていました。
DINKSを選んだ二人でしたが、時折周囲から子どもを持つことの素晴らしさを説かれることも。それでも椿は、何にも縛られない今の生活に心から満足しており、穂高も同じだと思っていました。しかし、ある日突然、穂高が「ごめん、椿…やっぱり俺、自分の子供が欲しい」と申し訳なさそうな表情で椿に告げるのでした。
見どころ
幸せな結婚生活
朝食の準備を上機嫌に進める椿と、洗濯を終えて戻ってきた穂高。食卓では仲良く会話をしながら食事をする二人の姿が描かれています。子どもを持たないことを選んだ椿と穂高が、何にも縛られない自由な時間を共に過ごし、互いに協力し合いながら充実した幸せな結婚生活を送っている様子がわかりますね。
周囲からのささやき
DINKSを選んだ椿に対し、「自分の子供ってほんとに可愛いよ」「老後はどうするの?」などと、周囲からは子どもを持つことの素晴らしさを説かれていました。しかし、椿は今の生活に心底満足しているので気にはしていませんでした。
穂高の突然の告白
幸せな生活を満喫していると思っていた矢先、穂高が椿に対し、申し訳なさそうな表情で「ごめん、椿…やっぱり俺、自分の子供が欲しい」と告白。この突然の言葉は、椿にとって青天の霹靂であり、これまで二人の間で築き上げてきた「子どもを持たない」という共通の価値観が、崩れ始めます。
▽ 夫婦で話し合い、DINKSとして生きていくことを決めた椿と穂高。しかし40を目前にして、穂高は自分の子供が欲しいと言い出します。