「お前の娘、俺がもらってやるよ」勘違いおじさんの恐怖の婚活事情【恐怖の時間】
自分のことを客観視できず、いつまでも若いつもりでいる人というのは男女問わず存在します。今年51歳になる工藤誠もその一人で、以前女性から厳しい現実を突きつけられたにも関わらず、懲りずに20代の女性を追い求めているようです。これだけでも既にホラー要素満載ですが、50代の誠の恐ろしさはさらにパワーアップしているようで……。
今回は、そんな勘違いおじさんの婚活事情の中から、「恐怖の時間」をご紹介いたします。
あらすじ
友人の娘・ちづると仕事で再会した誠。誠はちづるを「未来の嫁候補」と公言するなど、一方的に好意を押し付け、再会を運命だと勘違いして舞い上がっていました。
打ち合わせ中もニヤついた顔でちづるを見つめ、彼女が怯えた様子で目を逸らしても「照れてる」と解釈する始末。
打ち合わせ後、誠はちづるを食事に誘いますが、ちづるの上司に阻まれてしまいます。しかし、誠は諦めず、ちづるの耳元で「チャンスはまだいくらでもあるからな、また連絡するよ」と囁き、恐怖に陥れるのでした。
見どころ
誠の痛々しい勘違いとちづるの恐怖
打ち合わせ中、誠はちづるが怯えて目を逸らすのを「照れてる」と解釈し、ニヤニヤと見つめ続けます。周囲の空気を全く読めていない誠の痛々しい勘違いが際立ちます。
ゲスおじさんの「未来の嫁候補」発言
ちづるの上司に「もしかしてお知り合いでしたか?」と尋ねられた際、誠は「未来の嫁候補」と、ちづるの意思を無視して一方的に「嫁候補」と公言します。ちづるだけでなく、周囲の人間をももちろんドン引きです。
上司の介入と誠の逆恨み
誠がちづるを強引にランチに誘おうとする際、ちづるの上司が間に入り、誠の誘いを断ります。ちづるが救世主を見るような目で上司を見つめる一方、誠は上司に対し「チッ、なんだこのババア」「嫉妬か…?」と心の中で逆恨みします。どうしてそういう解釈になるのか……分かりかねますね。
▽ ちづると運命的な再会を果たし、上機嫌の誠でしたが、ちづるは明らかに彼を嫌がっていますね。誠はそのことに全く気づかず、彼女に恐怖を与え続けています。このまま誠の暴走は続くのでしょうか。