「お前の娘、俺がもらってやるよ」勘違いおじさんの恐怖の婚活事情【嫁にもらってやろうか?】
自分のことを客観視できず、いつまでも若いつもりでいる人というのは男女問わず存在します。今年51歳になる工藤誠もその一人で、以前女性から厳しい現実を突きつけられたにも関わらず、懲りずに20代の女性を追い求めているようです。これだけでも既にホラー要素満載ですが、50代の誠の恐ろしさはさらにパワーアップしているようで……。
今回は、そんな勘違いおじさんの婚活事情の中から、友人の娘にまでロックオンした話をご紹介いたします。
あらすじ
帰り道、誠は偶然、同窓生の剛とその家族(妻の美沙子、長女のちづる、次女のほのか)に遭遇します。剛が自慢げに娘たちを紹介すると、誠は「親孝行な娘だ」と褒めつつも、内心では剛の娘たちを値踏みしていました。
「若くて細身で巨乳美人」という理想の女性像を思い出し、ぽっちゃり体型の瀬奈との結婚を考えていた自分を猛省します。そして、長女のちづるに対し、まさかの「俺が嫁にもらってやろうか?」と発言。場が凍り付く中、誠はこれが冗談ではないと本気で告げ、さらに「俺が認める女なんて早々いない」「どこの馬の骨とも分からん男に娘をくれてやるくらいなら俺の方がよっぽど安心だろ?」と自信満々に言い放ちます。
ついには、高校生のほのかにまで「もうちょっと成長してくれれば、そっちのほのかでもいいけど」とぞっとするような言葉を向け、剛たちは逃げるようにその場を立ち去るのでした。
見どころ
誠の歪んだ品定め
誠が剛の娘たちを「細身で巨乳」「可愛い」と品定めする様子は、彼の女性を見る目が極めて表面的なものであり、かつ自分を棚に上げた「勘違いおじさん」ぶりを如実に表していますね。初対面にもかかわらず、失礼にもほどがあります。
娘たちへの「異常な求婚」
初対面の、しかも友人の娘に対して、まさかの「嫁にもらってやろうか?」という言葉を発する誠の行動には「ドン引き」と「恐怖」以外の何物でもありません。特に、高校生のほのかにまで及んだ発言、気持ち悪いですね。
冗談……ではない
さすがの冗談かと思いきや、「本気だ」と全く悪びれることなくドヤ顔で語る誠の姿。剛の家族もさすがにヤバいと感じ取ったのではないでしょうか。
▽ 病院からの帰り道、偶然同級生一家に遭遇した誠。剛から妻と娘を紹介された誠ですが、親子ほどの年齢の女性、ましてや友人の娘に対し、結婚をほのめかすという暴挙に出ます。吐き気がするほどの気持ち悪さですが、誠の「婚活」はまだまだ続きそうです……。