「お前の娘、俺がもらってやるよ」勘違いおじさんの恐怖の婚活事情【金or結婚】
自分のことを客観視できず、いつまでも若いつもりでいる人というのは男女問わず存在します。今年51歳になる工藤誠もその一人で、以前女性から現実を突きつけられたにも関わらず、懲りずに20代の女性を追い求めているようです。これだけでも既にホラー要素満載ですが、50代の誠の恐ろしさはさらにパワーアップしているようで……。
今回は、そんな勘違いおじさんの婚活事情の中から、瀬奈に家事を頼もうとする話をご紹介いたします。
あらすじ
母親が入院し、家事に困っている誠は、以前自分に好意を寄せていた瀬奈に電話をかけます。「俺が呼べば喜んで駆けつけてくるだろ」と自己中心的に考える誠に、瀬奈は予想外にも素早く彼の提案を受け入れます。しかし、それは建前でした。祖父の介護のため家を空けられないという瀬奈に、誠は逆上。「俺との結婚とじいさんとどっちが大切なんだ!?」と信じられない発言をします。瀬奈は困惑しながらも、祖父をヘルパーに頼むか施設に入れるという案を提示しますが、施設に入れるには200万円ものお金が必要だと知り、誠は愕然とします。高額な費用に渋りながらも、どうせ結婚するなら……と考える誠でしたが、電話を切って歩いていると、突然高校時代の同級生である剛に声をかけられます。
見どころ
上から目線
瀬奈に家事を頼もうとするも、すべて上から目線のお願い。「出来次第ではすぐにでも結婚してやらないこともない」と彼の自己中心的で傲慢な態度には、開いた口が塞がりません。
身勝手な要求
祖父の介護で家から出られないという瀬奈に対し、「お前は俺との結婚とじいさんとどっちが大切なんだ!?」と信じられない要求を突きつける誠。彼の頭の中には、自分のことしかないようです。
同級生とのギャップ
高額な施設入所費用に頭を悩ませていた誠が、突然同級生の剛と再会しました。剛は、娘二人と妻と歩いていました。
▽ 母親の代わりに瀬奈に家事をさせようとするも、うまくいかない誠。以前、「女性は奴隷ではない」と忠告されたことを忘れ、相変わらずの自己中心的な態度を貫いているようですね。