「お前の娘、俺がもらってやるよ」勘違いおじさんの恐怖の婚活事情【最低を更新し続ける男】
自分のことを客観視できず、いつまでも若いつもりでいる人というのは男女問わず存在します。今年51歳になる工藤誠もその一人で、以前女性から現実を突きつけられたにも関わらず、懲りずに20代の女性を追い求めているようです。これだけでも既にホラー要素満載ですが、50代の誠の恐ろしさはさらにパワーアップしているようで……。
今回は、お母さんが倒れて緊急手術を受けるという一大事に見舞われた誠の、信じられない言動が明らかになります。
あらすじ
病院に駆けつけた誠は、手術が無事に終わったことを知り一安心。しかし、お母さんはしばらくICUに入院することになり、面会もできないと医師から告げられます。最低でも2週間の入院が必要と聞き、誠は自分の食事の心配ばかり。父親が「これもいい機会だと思って2人で協力して家事を覚えていくしかない」と提案するも、誠は「忙しい」と全く聞く耳を持ちません。それどころか、毎月5万円を入れていることを盾に、家事は親の義務だと主張し始めます。そんな状況でもデートの約束がある誠は、父親を置いて病院を後にします。待ち合わせ場所に現れたのは、メッセージでやり取りしていた女性・瀬奈。しかし、写真とは明らかに違うぽっちゃりとした体型に、誠は露骨に嫌な顔をするのでした。
見どころ
「誰が俺の飯作るんだよ」
母親が心筋梗塞で倒れ、生死をさまよう手術を受けた直後。普通なら家族の心配をするのが当たり前ですが、誠の口から出たのは自分の食事の心配という衝撃的な一言。「2週間も入院するとか勘弁してくれよ… その間誰が俺の飯作るんだよ」というセリフには、開いた口が塞がらないのではないでしょうか。自分のことしか考えられない、彼の人間性が垣間見える恐ろしい一言です。
「毎月5万も払ってやってんのに」
父親から家事を協力するように言われた誠は、「毎月5万も払ってやってんのに その上家事までさせようとかおかしいと思わないのか?」と驚きの主張を展開します。お金を払っているから家事は親の義務、という彼の歪んだ価値観には、言葉を失ってしまいます。親への感謝の気持ちや労りの気持ちは微塵も感じられず、自己中心的な考え方が際立っています。
「…………は?」
ルンルン気分でデートに向かった誠。メッセージのやり取りから、相手の女性・瀬奈はピンクのワンピースを着ていると聞いていました。そして、待ち合わせ場所に現れた瀬奈を見つけた誠の第一声が「…………は?」。写真と明らかに違う体型に、隠そうともしない嫌悪感を露わにする彼の態度には、女性ならずとも怒りを覚えるでしょう。外見だけで人を判断する、彼の浅はかさがよく表れています。
▽ 母親の容態が心配な父親を置いてデートに出かけ、挙げ句の果てには待ち合わせ相手の女性に露骨な態度をとる誠。彼の自己中心的で身勝手な言動は、もはや人間としての最低ラインを更新し続けていると言えるでしょう。この先、誠は自分の愚かさに気づき、変わることができるのでしょうか。