「K大卒って本当かな…」親戚の集まりで義母を公開処刑してやった話【剥がれる化けの皮】
学歴を鼻にかける人は、どこにでもいるものです。特に親族となると、逃げ場がないだけに困ってしまいますよね。今回ご紹介するのは、高学歴を自称する義母の嘘が、親戚の集まりで次々と暴かれていく、痛快な公開処刑劇です。
あらすじ
新婚ホヤホヤの奈央にとって、自称K大卒の義母の学歴自慢は、日常的な悩みの種でした。ある日、叔母主催の親戚のパーティーで、案の定K大の話が持ち上がります。
義母はここぞとばかりに、思い出話を交えながらK大での学生時代を語り始めますが、K大出身者が多い親戚一同は、彼女の話の不自然さにすぐに気づきます。
矛盾を指摘されても、その場しのぎの言い訳を繰り返す義母。奈央は、これまで散々嫌味を言われてきた義母の化けの皮が剥がれていく様を、冷ややかな期待感とともに見守るのでした。
見どころ
初っ端からボロが出る思い出話
義母が語るK大の思い出は、語り始めからすでにほころびを見せます。有名な建物について強調する発言も、学部ごとのキャンパスの違いを知る親戚たちには不自然に聞こえるのです。
苦し紛れの言い訳と冷ややかな視線
専攻を決める時期について親戚に質問された義母は、「入学していきなりっていうのは悩んだわね」と答えますが、「専攻決定は、2年進学時だと思うけど…」とすかさず反論されます。矛盾を指摘されるたびに、「そっ、そうだったわね!」「うっかりしたわ!」と苦しい言い訳を繰り返す義母と、次第に不信の色を濃くしていく親戚たちなのでした。
致命的な知識不足を露呈
文学部の教授に関する思い出話で、義母は「やっぱり学歴のある男性は、ウィットに富んでるのよね!」と得意げに語ります。しかし、その教授が女性であることを親戚に指摘されると、義母は一瞬で言葉を失います。この致命的な誤りは、彼女のK大卒という自称が完全に嘘であることを親戚たちに確信させる決定的な瞬間となります。
▽ 次々と明らかになる義母の学歴に関する矛盾。その場しのぎの思い出話と苦しい言い訳を繰り返す滑稽な姿は、見苦しいですね。これまで学歴を盾にして嫁いびりをしてきた義母が、親戚一同の前で完全に化けの皮を剥がされ、公開処刑されるというこの痛快な展開は、自称高学歴な人たちへの痛烈な皮肉として、胸に強く響くことでしょう。