裏切るなんてありえない…略奪婚して家族に距離を置かれた女性が夫への不信感が募った話

2025.11.22

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社会人になると、自分の働いたお金で親孝行をしたいと考えますよね。プレゼントを贈るのも立派な親孝行ですが、親にとっては子どもが健康でいてくれることと、幸せな家庭を築いてくれることがなによりの親孝行だったりします。しかし、親孝行をするつもりでも現実はそううまくいかないようで……。今回は、略奪婚して家族に距離を置かれた女性が夫への不信感が募った話をご紹介いたします。


主人公・リサは働き始めたばかりの22歳。リサの両親は、父の不倫が原因で離婚しており、母が女手一つでリサと姉のナミを育ててくれました。そんな母のことが大好きなリサは、これまでの感謝を伝えるために、初任給でネックレスをプレゼントをします。母は娘が立派に成長したことを喜びつつも「孫の顔が見れたら悔いはない」と、リサが家庭を持つことへの願望を口にします。そんな母の言葉を聞いて、リサは「私もいつか結婚して子どもを産めたらと思ってるから!」と結婚への意欲を示します。
しかしリサが思いを寄せる相手は、既婚者の男性・本宮セイジ。そんなある日、本宮から食事に誘われます。お酒も進み、酔った勢いで2人はホテルへ向かいます。一夜を共にしてしまったリサでしたが、セイジから「俺と付き合ってほしい」と告白されます。母は父の不倫によって苦労したことを思い出しますが、セイジを拒むことはできず不倫関係になってしまいました。
ある日、セイジと一緒に過ごしていると、セイジのスマホに奥さんから電話がかかってきます。奥さんが体調不良だと知ったセイジは、慌てて帰る準備を始めました。いつもは自分を優先してくれるセイジなのに、奥さんの元に帰ってしまうと思ったら涙が溢れたリサ。そんなリサを見たセイジは、妻と離婚することを約束し「俺と結婚してほしい」とプロポーズします。
セイジからプロポーズをされて数日後、実家に帰ったリサ。そこにはナミの姿もありました。話の流れは恋愛の話題になり、リサはプロポーズされたことを伝えます。妹に先を越されると言いながらも喜んでくれたナミですが、相手が既婚者であることを知った瞬間、表情が曇ります。父の不倫で大変な思いをしたというのに、よりによって不倫をして略奪婚しようとしているリサを、母と姉は全力で止めます。猛反対されてしまったリサは、家を飛び出してしまいました。
その後、セイジは妻との離婚が成立しますが、リサは慰謝料の請求をされます。すぐにセイジに相談をすると、2人分の慰謝料を払ってくれることに。お金はなくなってしまいましたが、リサはセイジと一緒にいられるだけで幸せを感じていました。
セイジにプロポーズされたリサは、もちろん快諾。実家に結婚の挨拶に行くことになりますが、母と姉は不倫した2人を批判し、強く拒絶します。するとセイジは話を聞いてもらうために、土下座をしました。セイジの熱意を感じたのか、母は結婚を認めるしかありませんでした。
その後、セイジの実家にも挨拶に行き、2人は婚姻届を提出します。慰謝料の支払いで金銭的な余裕はないものの、幸せな生活がスタートしました。ただ職場では、略奪婚をした噂が流れ始めて、居心地が悪くなってきたリサ。ちょうどそのタイミングで妊娠が判明し、仕事を辞めようと決意します。
妊娠がわかったため義実家に報告に行くと、義母は結婚の挨拶のときとは態度が変わり、とても喜んでくれました。そんな義母を見たリサは、母はもっと喜んでくれるだろうと期待をふくらませます。しかし、妊娠の報告を聞いた母は「専業主婦は絶対にやめなさい!」と語気を強めます。セイジは不倫をするような人なので、いつ離婚になるかわからず、そのときのためにも仕事はやめないほうがいいと話す母。リサは、母がセイジをそんな風に見ていたことを知り、ショックを受けます。母の言葉に不安になったものの、セイジはリサのことをとても大切に思ってくれています。
その後、会社を辞めたリサは、元気な男の子を出産します。出産後、子どもを見せるために実家に行くものの、抱っこを拒む母。出産を祝福する言葉もなく、リサは落ち込んでしまいました。そんなある日、姉のナミが結婚したことを母から聞かされます。ナミから、リサを結婚式に呼ばないように言われていたという母は「不倫するような妹、恥ずかしくて式に呼べるわけないでしょう」と軽蔑し、リサは大きなショックを受けてしまいました。

夫に相談

夫の怪しい行動

母と姉はいまだに不倫したことを受け入れてくれず、さらにセイジのよそよそしい態度にも不安になってしまうリサなのでした。一番味方でいてほしい家族に距離を置かれるのはつらいですよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

2025.11.22

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Written by Googirl編集部

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