戦隊ヒーローが救ってくれた…!? 自分勝手な義父が孫の暴露がきっかけで公開処刑された話
義家族と旅行に行くのは、正直気が重いですよね。しかも性格に癖がある人たちだと、さらに厄介です……。今回は、自分勝手な義父が孫の暴露がきっかけで公開処刑された話をご紹介いたします。
主人公・清香は、一人娘の萌香と夫の一也と都内で暮らしています。ある日、義家族が東京に遊びに来ることになり、清香はプランを考えます。しかし、義父と義姉は我が強く、あれこれリクエストを出しては変更をし、ワガママ放題……。旅行当日、義父が行きたがっていたハンバーグ屋を予約したのに急に「懐石料理が食べたい」と言い出し、結局夫と二手に分かれてお昼を済ませることに。そして義姉も義父とそっくりな性格のため、自分勝手な言動で清香を困らせます。自分の行きたい新大久保で暴走する義姉に、清香はイライラ……。義父や義姉に振り回されて疲れてしまった萌香のこともあり、ついに清香は義姉に「私はあんたの召し使いじゃない!」「文句も言わずに付き合ってあげたでしょうが?」とブチギレたところ、義姉はお詫びにとホットケーキをご馳走してくれたので許すことにしました。その日の夜に夫から、自由奔放な義姉のことを謝罪されます。
そして翌日、旅行2日目は遊園地で遊ぶ予定ですが、またしても自分勝手な義父は独断で過密スケジュールを計画してきて、清香たちを困らせます。さらに、萌香は身長制限で乗れないアトラクションなのに「ちょっと背伸びすればいいやろう」「萌香ちゃんも一緒に乗りたいよなぁ?」といい加減なことを言い、結局萌香は身長が足らず乗れませんでした。萌香が乗りたがったメリーゴーランドは「大したことないのに待ち時間長いしなぁ」「どこでも乗れるしねぇ」と好き勝手なことを言う義父と義姉……。あまりの身勝手な言動に、清香たちはイラッとしてしまいます。
義父は身長制限があるアトラクションに何度も乗りたがり、一也が「父さんは自分だけ楽しみたいの?」と怒ると、拗ねてその場を離れてしまいます。その様子を見た萌香は自分のせいだと泣き出してしまい……。さらにタイミング悪く、義姉が身長制限があるアトラクションを提案し、ずっと我慢していた義母がついに怒りを爆発させます。義母のお説教のおかげで、義姉は萌香に謝り、少しだけ義家族との距離が縮まったように感じる清香。しかし、義父の暴走はいまだ継続中で……。
お昼ごはんを食べるために、義父に連れて行かれたのはお寿司屋さん。しかし萌香は魚介類が食べられません。このことはあらかじめ義父に伝えてあったのに、すっかり忘れて自分優先で店を選んでしまいました。案の定、食べるものがなくて萌香はぐずり始めてしまいます。寿司屋を出たあと、義母がドーナツを買ってくれて萌香の機嫌は直りますが、想像以上の自分勝手な義父に、清香はドン引きしてしまいます。
その後、遊園地に戻るとなにやら義父が見知らぬ人にドヤ顔で教える姿を目撃した清香は、あせって止めに入ります。すると義父は「なにも知らないようだったから教えてあげたんだよ」と話すも、その人はどう見てもガチ勢……。あまりにも義父の無神経な言動に、清香は「普通、見ず知らずの男性からエラそうにマウントを取られたら嫌がられますよ?」と、釘を刺します。
他人に偉そうな態度を取って迷惑をかけられてきたのは、今回に限った話ではないと話す義母。義母は昔の家族旅行を思い返し、義父と言い合いになります。そして義父に、熟年離婚も視野に入れていることを告げます。
さらに一也も、昔から父の言動で振り回される母を見てきていたため「俺は嫌いだったよ、ずっと」と伝えます。家族を言いなりの家来だと思って、今後も変わらないのであれば、父と旅行する気はないとキッパリ言い切りました。
萌香が楽しみにしていたハグクムンジャーのショーを見にいくと、質問コーナーで萌香が選ばれます。今日を楽しんでいるかと聞かれた萌香は「さっきまでは楽しくなかった」と正直な気持ちを答えて、清香は焦ってしまいますが……。
萌香の本音
戦隊ヒーローのアドバイス
ハグクムンジャーに相談したことで、笑顔が戻った萌香なのでした。義父の暴走のせいで子どもにまでつらい思いをさせていたのに、家族で楽しく過ごしているなんてよく言えたものです。多くの人の前で自分のしてきたことを公開処刑されたことで、おとなしくなってくれるといいですね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。