「地獄に突き落としてあげるね」不倫女の誕生日に復讐した人の話【家に帰ったはず…?】

結婚した相手がまさか不倫をしているなんて、想像もしたくないですよね。しかし、もしその事実が発覚してしまったら、あなたはどうしますか?今回は「不倫をされて、不倫相手の誕生日に復讐した妻の話」の中から実家から夫は家に帰ってこなかった話をご紹介いたします。
あらすじ

夫の涼が実家に泊まりに行くと告げた夜、妻の歩美は夫の様子に違和感を覚えます。不安に駆られた歩美は、義弟の潤に電話をかけ、涼が本当に実家に泊まったのかを確認します。潤の口から語られた事実に、歩美は大きな衝撃を受けることになります。
見どころ
涼の言葉の違和感に気づく歩美

実家から帰ってきた涼の言葉に、歩美はどこか腑に落ちないものを感じていました。そこで歩美は、思い切って義弟の潤に電話をかけます。このときの歩美の胸中には、「こんなこと…違っていてほしい…!」という強い願いがありました。
義弟の言葉で確信に変わる疑念

義弟の潤は、涼が実家で過ごした内容を話してくれました。涼が夜9時頃まで話し合いに時間がかかったという言葉に、一度は安心しかける歩美。しかし、潤が「結局解散したのは9時半頃で」と続けた言葉に、歩美は血の気が引くほどの衝撃を受けます。このわずかな時間のずれが、歩美の疑念を確信へと変える決定的な瞬間となります。
涼を問い詰められない歩美の葛藤

義弟の潤からの話で涼の不倫を確信してしまった歩美は、数日間元気をなくして過ごします。涼の顔をまともに見ることができず、「ごめん、ちょっと具合が悪いの」「生理前だからだと思う」「機嫌が悪くなっちゃうから…」と涼に嘘をついてしまいます。涼は心配そうに歩美を気遣いますが、歩美の心の中は「もし本当に不倫してるなら…離婚、とかもあるのかな…」という複雑な感情でいっぱいになります。
▽夫の不倫を確信した歩美の心境が痛々しいほど伝わってきます。平然と嘘をつく涼と、その嘘に気づいてしまった歩美。夫婦の間に生じた決定的な亀裂は、修復が困難なほど深刻なよう話ですね。