「地獄に突き落としてあげるね」不倫女の誕生日に復讐した人の話【気に病むなよ】
不倫は言うまでもなく最低の行為ですし、絶対に許せませんよね。でも感情のままに問い詰めたりすると、うまく逃げられてしまうことも……。ここは計画的に進めるべきかもしれません。歩美と涼は、大学時代から付き合っていた夫婦。仲が良く、幸せです。ですが結婚して1年が過ぎても妊娠するきざしがなく、歩美は不安になってきて……。今回は「地獄に突き落としてあげるね」不倫女の誕生日に復讐した人の話の中から妻が不妊を不安に思う話をご紹介いたします。
あらすじ
結婚して1年が経過した歩美と涼夫婦。仲睦まじい日々を送っていましたが、子どもがなかなかできないことに歩美は少し焦りを感じていました。ある夜、歩美は夫の涼に不妊治療について相談を持ちかけますが、涼はまだ若いことを理由に全く取り合おうとしません。歩美の漠然とした不安は募るばかりでした。そんなある日、涼が実家に泊まりに行くと告げ……。
見どころ
不妊治療への夫の反応は?
結婚して1年経っても子どもを授からないことに不安を感じた歩美は、夫の涼に不妊治療を考えていることを相談します。しかし涼は「いらないだろ、そんなの」と一蹴し、まだ20代であることを理由に「気にすることないよ」と取り合いません。歩美の気持ちに寄り添おうとしない涼の態度に、もどかしい気持ちを抱くのではないでしょうか。
募る不安
不妊治療について夫に相談したものの、真剣に取り合ってもらえなかった歩美。涼の言葉に「気にすることないよ」と言われたものの、歩美の不安は募るばかりです。涼と並んでベッドに横たわりながら、ぼんやりと天井を見つめる歩美の表情からは、子どものこと、そして涼との関係に対する漠然とした不安が感じられます。
夫の一言
夕食を終え、平和な時間を過ごしていた歩美と涼。食器を片付けようと席を立った歩美に、涼は「今度の水曜日、実家に泊まってくる」と告げます。この何気ない一言が、今後の展開に大きく影響する予感を感じさせます。
▽結婚1年で子どもができないことに焦りを感じ始める歩美と、どこか他人事のような夫・涼。不妊治療の話にも真剣に向き合おうとしない涼の態度が、歩美の心に影を落とします。夫婦の間に少しずつ生じるすれ違いが、今後の展開にどう影響していくのか、目が離せません。