「親だって人間ですから! 娘の反抗期に泣かされるママたちの実態」【娘の興味はただひとつ…】
多感な時期である10代。反抗期は成長の証とわかっていても、親としては寂しいし、どう接すればいいのか悩ましいですよね。特に、口が達者になる女の子の反抗期は、親の心をえぐってくるような言葉に傷つくことも少なくありません。今回は、「親だって人間ですから! 娘の反抗期に泣かされるママたちの実態」の話の中から娘の興味がスマホ一色になってしまった話をご紹介いたします。
あらすじ
今回ご紹介する「親だって人間ですから! 娘の反抗期に泣かされるママたちの実態」は、まさにそんな反抗期の娘を持つ主人公のママ・マナの葛藤を描いた話です。娘のノノカは中学に入ってから態度がエスカレート。学校から帰宅しても無言で部屋に直行し、話しかけてもまともに返事もしません。スマホを買い与えてからは、さらにスマホに夢中になり、食事中すら手放さない状態。そんなノノカに注意するマナですが、「自分たちだってテレビ見てるじゃん」と反論されてしまいます。夫に相談しても「難しい年頃だから放っておけばいい」と取り合ってもらえず、マナは孤立感を深めていきます。
見どころ
娘の興味はただひとつ…
ノノカの部屋から聞こえてくる歌声、そしてテレビにかじりつくように見ている姿。彼女の関心は「推し」であるアイドル一色で、それ以外のことは目に入らないようです。好きなものに夢中になるのは悪いことではありませんが、それがコミュニケーションを遮断する原因になっているのは、親としては寂しいですよね。
質問しても「別に」「わかんない」
マナがテストの結果を尋ねても、ノノカからは「別に」「わかんない」というそっけない返事しか返ってきません。これは、親子の間に壁ができてきていることを表していますね。以前はもっと話してくれていた娘が、ある日を境にまるで別人のように口数が減り、何を考えているのかわからなくなるのは、多くの母親が経験する「反抗期あるある」ではないでしょうか。親としては、娘の成長を喜びつつも、近づけない距離感に寂しさを感じてしまいます。
夫はスマホ、娘もスマホ
夫にノノカの態度を相談しても、夫はスマホから目を離さず、「難しい年頃なんじゃないの?」「放っておけばいいんだよ」と他人事のよう。さらにマナは、夫もスマホばかり見ているため、娘に注意できないのだと内心で呆れてしまいます。家族の中で唯一、娘と向き合おうと努力しているマナが孤立している状況が浮き彫りになるシーンです。親として協力してほしい時に頼りにならない夫の姿は、マナの孤独感を一層深めています。
▽反抗期の娘を持つ母親のリアルな悩みが描かれていて、思わず「わかる!」と頷いてしまいます。親も人間だからこそ、傷つき、悩み、時にはどうしようもなくなる気持ちも理解できますね。