義母「あなたの味付けは口に合わないの」に嫁が言い返した話【まだいうか？】

ワーママのまど香は、夫の直樹と3歳の娘・ねね、そして義母と義実家で同居をしています。しかし、義母はまど香の料理に文句ばかり。血圧や糖尿病を抱えながら隠れてお菓子を食べるのも「全部嫁のせい」と言い出す始末。我慢の限界を迎えたまど香は義母に毅然と言い返し、直樹には「出ていく」と宣言します。今回はそんな「義母『あなたの味付けは口に合わないの』義家族に言い返した話」の中からまど香が出ていくといってもなお朝食を催促する義母をご紹介いたします。

あらすじ

家を出ることを宣言した翌朝、まど香とねねが朝食を済ませる中、義母は遠慮がちに自分の朝食を尋ねます。しかし、まど香は義母の問いを無視し、黙々と食器を片付けようと立ち上がります。そこへ起きてきた直樹も、自分と義母の朝食がないことに気づき、気まずい雰囲気に。まど香はそんな義母と直樹に、ある提案をします。

見どころ

義母への手厳しい提案

まど香は、義母に料理教室のチラシを差し出し、「息子さんと協力して生活されたらいかがですか？」と問いかけます。さらに、直樹が作った休日料理には文句を言わなかったことを指摘し、義母を言葉に詰まらせます。これまで義母の言動に我慢してきたまど香の、痛烈な一言が印象的なシーンです。

直樹への呆れた一言

まど香がねねの習い事のために出かけようとすると、直樹は同行しようとします。しかし、まど香は「お義母さんのお昼ご飯どうするの？」と問い返し、「ねねのお友達と行くって伝えたよね？」と、直樹の意識が完全に「息子」に戻っていることを指摘します。同居してから直樹の意識が変化したことに、まど香の呆れと失望がにじみ出ています。

冷め切った夫婦関係

まど香の言葉に直樹は何も言い返せず、まど香は階段を上がっていきます。直樹は思い詰めた表情でその場に立ち尽くし、冷え切った夫婦関係が浮き彫りになります。これまでまど香の味方にならなかった直樹に対する、まど香の諦めが感じられる場面です。

▽これまでそれなりにイクメンだと思われていた直樹の無責任な態度が露呈し、まど香の強い決意と対照的に、直樹の未熟さが浮き彫りになる展開でした。この家族の同居生活は、ここで一つの大きな区切りを迎えたと言えるでしょう。