義母「あなたの味付けは口に合わないの」に嫁が言い返した話【証拠】

義母からの心ない言葉に悩む女性は少なくありません。同居となればなおさら、毎日の食事ひとつ取っても神経をすり減らしてしまうことも。今回は主人公・まど香は、そんな義母の理不尽な言動に対し、ついに反撃を開始して証拠を突きつける話をご紹介いたします。

あらすじ

ワーママのまど香は、夫の直樹と3歳の娘・ねね、そして義母と義実家で同居しています。しかし、義母はまど香の家事が気に入らないようで、二度も井戸端会議でまど香の悪口を言いふらしているのを聞いてしまい、まど香の心は限界に。意を決したまど香は、ある日、義母の食事を無味で提供するという行動に出ます。当然、義母は激怒し、そこに夫の直樹が割って入ってきます。夫に事の経緯を説明するまど香でしたが、義母は悪びれる様子もなく開き直り、状況は泥沼化していくのです。

見どころ

宣戦布告の無味料理

まど香が義母に出したのは、まさかの味付けなしの料理でした。「味がしないじゃない！」と怒鳴る義母に対し、まど香は冷静に「お義母さんのお口に合うものを作るのは私には難しいので、どうぞご自分の健康とお口に合った方法で好きに味付けして召し上がってください」と言い放ちます。この毅然とした態度は、これまでのまど香からは想像もできないものであり、彼女の覚悟が伝わる衝撃的なシーンです。

夫の葛藤と義母の開き直り

直樹はまど香と義母の間に割って入り、当初はまど香のやり方を咎めます。しかし、まど香から義母の陰口について聞かされると、「母さんそんなこと言ったのか？」と動揺します。それでも義母は「よくある世間話でしょ、大げさね」「こっちはご近所付き合いってものがあるのよ」と開き直り、反省の色を見せません。夫の直樹も、母親への複雑な感情からか、完全にまど香の味方にはなりきれない様子がリアルに描かれています。

ちゃんと取っておきました

まど香が奥から持ち出してきたのは、大量のコンビニスイーツの空袋でした。これらは義母がこっそり食べていたもので、まど香はそれを全て保管していたのです。この決定的な証拠を突きつけられた義母は言葉を失い、直樹も愕然とします。義母が自分の健康管理を棚に上げ、まど香の料理のせいにしていたことが明らかになります。

▽しおらしくなるどころか、まど香に食って掛かる義母。新たな証拠を前にしても「全部嫁が悪い！」だなんて……。この強烈な義母の態度と、それに対するまど香の冷静な反撃が、嫁姑問題に一石を投じる展開から目が離せません。