義母「あなたの味付けは口に合わないの」に嫁が言い返した話【待ってくれない日常のなかで】
今回は、同居する義母との関係に悩む主人公・まど香の話をご紹介いたします。仕事に育児に家事に奮闘するまど香が、義母の心ない言葉にどう立ち向かっていくのでしょうか。
あらすじ
ワーママのまど香は、夫の直樹と3歳の娘・ねね、そして義母と義実家で同居しています。ある日、まど香は義母の井戸端会議に遭遇。そこでは嫁の悪口のオンパレードが繰り広げられていました。そしてまた別の日に、不運にも二度目の井戸端会議に遭遇してしまいます。心の中で何かが弾けたまど香は、寝不足の日々を過ごしながらも、仕事に家事育児と休む間もなく動き続けます。そんな中、出張から帰ってきた夫の直樹は、まど香の気遣いのなさに不満げな態度。そして義母からは「気の利かない嫁」と嫌味を言われてしまいます。ねねがお泊り保育でいない上に、夫の帰りが早いこの日、まど香はついに義母へ言い返すことを決意します。
見どころ
疲労困憊のまど香が痛々しい
仕事に家事育児と、常に時間に追われるまど香の日常が描かれています。寝不足が続き、疲れていても義母が家にいるため、半休を取って休む気にもなれないまど香。彼女の心身の疲労が伝わってきて、胸が締め付けられます。
直樹の無神経さにイライラ
出張から帰ってきた夫の直樹は、開口一番「疲れた」とこぼし、まど香が給湯ボタンを押してくれたことにも軽くお礼を言うだけ。挙句の果てには、ねねがお泊り保育でいないことを残念がるばかりで、まど香の労をねぎらう言葉はありません。疲れ切ったまど香の隣で無神経な言動を繰り返す直樹には、思わずイライラしてしまいます。
まど香の反撃の兆し
義母から「気の利かない」と嫌味を言われ、無言でピクッと反応するまど香。そして、娘が不在で夫の帰りが早いこの日に、義母に言い返すことを決意します。鍋をかき混ぜながら見せた、怖いくらいの笑顔には、まど香の怒りや決意が表れており、彼女が何を企んでいるようですね。
▽ 直樹も不在のなかで育児に仕事に家事に……と、まど香が一人で頑張っていたことがひしひしと伝わってきますね。ストレスを抱えながらも懸命に日々を過ごしてきたまど香が、ついに義母へ言い返すことを決意します。彼女のなかに蓄積された感情が爆発する瞬間を是非の届けてください。